早池峰神楽のパンフレットを読む
早池峰神楽のパンフレットを読む。花巻市観光課が発行したもの。岳神楽は「勇壮」、大償神楽は「優雅」と評されるとある。すると僕が動画で見たのは大償神楽の方だったのだろうか。それは分からない。
演目の解説が掲載されている。40演目ほどあるそうだ。今回の公演で見たのが11演目なので約四分の一といった程度になる。内容的にはいつの時代に改訂されたのか分からないが神道流に改訂されたと思われる演目が多い。その中で今回上演された中に「天王の舞」牛頭天王の演目があったことは幸運だったかもしれない。他、狂言も演じられるようだ。
式舞の他に神舞、女舞、荒舞、番楽舞などに分類されるようだ。
笛と舎文(言い立て)の人は神楽幕の裏にいて観客からは見えないとある。上演時、右側の鉦の人を笛と勘違いしていた。
演目にはバックグラウンドとなるストーリーがある。が、おそらくストーリーを再現する劇的な構成とはなっていないのではないかと思われる。演劇化していなくとも庶民の娯楽たり得ると知れたことは今回の収穫。
岳神楽だけでなく大償神楽も見ないと早池峰神楽を理解したことにはならないだろう。
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