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2023年12月30日 (土)

情報整理法については未だ昔ながらのやり方で運用している

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ユーザー登録して画面を眺めただけなのでまだ何も使い勝手が分かっていない。ノートにドキュメントでも画像でも音声でも動画でもPDFでもWEBページでも何でも放り込んでおけるらしい。データをクラウドに保存して一元的に管理、様々な端末からアクセス可能にするというコンセプトのWEBサービスである。

僕の場合、こういったサービスを使わず昔ながらの方法で運用している。野口悠紀雄「超整理法」で紹介された手法だが、テキストファイルを一つのフォルダに放り込んでGREPで横断検索するという運用手法である。高速で検索してくれるので使い勝手がいい。

僕が利用しているテキストエディタは秀丸エディタである。秀丸はGREPが使え、アウトラインプロセッサ的な使い方もできるので大体これで賄えるのである。

たとえばWEB上の記事で印象に残ったものは一つのテキストファイルに記事をコピー&ペーストしてスクラップ帳的に保存している。画像などの情報は失われるが大抵の場合問題ない。リンクもコピペしているので必要な際はリンクを辿ればいい。GREPで必要に応じて検索するのである。

PDFファイルに関しては図書館でコピーした資料をドキュメントスキャナで取り込んでいる。OCRはかけていないが、タイトルを著者名「論文名」『書名』としておけばエクスプローラーの検索機能で大体探せる。一部のPDFは題材毎にフォルダを作って整理しているが、その他は一つのフォルダに放り込んでいる。

画像に関してはカメラ毎に選別した画像ファイルをフォルダにまとめている。ブログの記事執筆に当たっては撮影地別にフォルダ分けして選別した画像を保存している。

メモ的なもの、アイデア管理的なものに関してはScrapboxというWEBサービスを利用しはじめたところだ。

ローカル環境で完結させる古いやり方ではある。なぜこうなったのかというと、僕は悪筆で紙で詳細なメモをとることをしなくなったからである。

また、色々な人が公開しているが、僕の場合、整然としたノートがとれないのである。マインドマップも上手く書けない。

そして図解が苦手で描画系のソフトウェアが上手く使えない。思い通りにアウトプットできるのが文字情報だけなのである。

結局、どの端末でも読めるのはプレーンなテキストファイルであることも大きい。

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