「ゲームの企画書」シリーズを読む
「ゲームの企画書」という電子書籍のシリーズを読む。テレビゲームの黎明期に活躍した伝説的なプログラマたちにインタビューしたもの。
電ファミニコゲーマー編集部「ゲームの企画書① どんな子供でも遊べなければならない」
・ゼビウス
・桃太郎電鉄
・不思議のダンジョン
・信長の野望&アンジェリーク
電ファミニコゲーマー編集部「ゲームの企画書② 小説にも映画にも不可能な体験」
・バーチャファイター、シェンムー
・ダビスタ
・Rez
電ファミニコゲーマー編集部「ゲームの企画書③ 「ゲームする」という行為の本質」
・ワニワニパニック
・パワプロ、みんゴル
・イース、軌跡
といった内容。テレビゲームの黎明期に活躍した開発者へのインタビューが多い。が、VRといった新技術も取り上げられている。影響としてメディアアートが挙げられる。
このように優れたゲームを作るための思索は現代思想にも通じるのではないかと感じた。まあ、そういう研究は既に欧米の研究者が先行していそうだが。
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