目指せ薄味? お勧めはちょっといいデジカメを使うこと
七月のオープンフォーラムの会合の後で、八藤後先生、斎藤先生、南雲先生と一緒に昼食をとったのだけど、その席で聞いたところによると、民俗学を学ぶ学生さんがいて、何でもブログをはじめられるそうで、「目指せ薄味」と言ったような話になったのだとか。それは嬉しいし面はゆい話である。
当ブログの場合、元々は雑記ブログだったのだけど(だから内容が薄いというタイトルなのである)、2006年夏に帰省した際に、実家に日本標準『島根の伝説』が残されていたことが大きなきっかけとなった。
この本経由で狭姫伝説と胸鉏比売の伝説に行き当たった。日本の伝説を読み尽くした訳ではないので断言はできないが、この二つは考察しがいのある大ネタだった。それからブログの題材を島根県石見地方の伝説に集約したのである。それから神楽も加えた。
こういう風に自分独自の題材があると強みになる。件の学生さんの場合だと、フィールドワークする題材は決まっているはずなので、そこを起点にすることになる。
僕から提案したいのは、ちょっといいデジカメを使うことである。今のご時世、スマートホンのカメラで十分なのだけど、デジカメの場合、バシャバシャと何百枚でも撮りまくることができる。写真/カメラ趣味は一生の趣味とできるので、お勧めである。
問題はエントリーモデルでも8万円くらいすることである。昔は5万円台でそこそこのが買えたのだけど、性能が向上してその分高くなってしまった。
民俗学だと望遠レンズも必要だろうから、ダブルズームキットをとなるけれど、そうなると10万円を超えてしまう。
1型センサー機だと、パナソニックTX2Dが8万台、FZ1000Ⅱが10万台で売っている。
僕の場合、石見地方を車で巡って写真を撮った時期に使っていたのが、1/2.3型センサーを使ったコンデジだったのである。後になってみると画質面で不満が残った。今はミラーレス一眼や一眼レフを所有しているので、その内撮り直そうかと思っている。
だが、心臓を悪くしてからは軽い1型センサーのコンデジばかり使うようになってしまった。1型センサー機でもブログに載せる分には十分である。
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