意外と読める――向井雅明「ラカン入門」
向井雅明「ラカン入門」を読む。ラカンは難解だと定評があり、本書でも晦渋であると記されている。その難解な理論だが、この本を読む限り、意外と読めるではないかという印象。もちろん、理解している訳ではないのだが、他の晦渋とされる学者の本を読んだときの全く受けつけない感覚はないのである。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- カーゴカルトは見下されるべき事象なのか?(2025.04.20)
- 連想は認知科学ではどう整理・分類されているか(2025.04.11)
- とっかかりにはなったかもしれない――小島寛之『完全独習 統計学入門』(2025.04.07)
- 行きつ戻りつ――樋口耕一『社会調査のための計量テキスト分析』(2025.04.05)
- 鳥取県立図書館にドラマ誌を寄贈――大山山麓を舞台にしたドラマ「灯の橋」(水木洋子/作)の脚本収録号(2025.03.04)