入院生活と電子書籍端末
大学病院に三泊四日で入院した。二日ほど24時間安静となった。そこで役だったのがKindleつまり、電子書籍端末であった。PaperWhiteとFire HD8の二台を持ちこんだのだけど、使用頻度が高かったのはPaperWhiteだった。普段はレスポンス重視でFireを使うことが多いのだけど、ベッドに仰向けになった状態で読書するにはタブレット端末のFireは重たかった。電子ペーパー式のPaperWhiteの方が軽くて持ちやすかったのである。
入院時、病床ではWi-Fiも使えず、起きている間は読書くらいしかやることがない。テレビは見なくなっているので借りなかった。起きている十数時間のほとんどを読書に充てるというのも中々に大変だった。普段は多分読んで一日三時間くらいだと思う。読んだ本は結果的に新規の本よりも過去に読んだ本を読み返す方が多かった。
入院中はWi-Fi環境がないので本を新たにダウンロードすることはできない。その点では事前に準備しておくことが必要である。
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