石見神楽の記事が流れてくる
という記事がFacebookを見ていたら流れてきた。
まあ、広島の新舞やスーパー神楽をショーと呼んでしまうことには疑問なしとしない。石見神楽だってショーだと批判されたのだから。
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という記事がFacebookを見ていたら流れてきた。
まあ、広島の新舞やスーパー神楽をショーと呼んでしまうことには疑問なしとしない。石見神楽だってショーだと批判されたのだから。
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東浩紀「忘却にあらがう 平成から令和へ」を読む。朝日新聞系の雑誌AERAに連載されたコラムをまとめたもの。抽象的な思考をよくする著者が時事問題にとり組んでいる。著者の政治的なスタンスがよく現れていると思う。非自民非共産でリベラルな中道。連載時期的にSNSの社会的影響力が示されている。当初は期待をもって受け止められたSNSだが、実際にはポピュリズムとの相性がよかったことが明らかとされる。最後は「平成という病」という論考で締め括られている。平成とは祭りの時代であり、残されたものは空虚であった。平成の三十年と共に歩んだ思想家・批評家としての徒労感が率直に告白されている。まあ、東氏が世界を変えられると思ったのは氏が知的エリートであるからであるが。
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向井雅明「ラカン入門」を読む。ラカンは難解だと定評があり、本書でも晦渋であると記されている。その難解な理論だが、この本を読む限り、意外と読めるではないかという印象。もちろん、理解している訳ではないのだが、他の晦渋とされる学者の本を読んだときの全く受けつけない感覚はないのである。
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櫻井歓「今を生きる思想 西田幾多郎 分断された世界を乗り越える」を読む。一人の哲学者を取り上げ、100ページ程度にまとめた新書。西田の生涯とその思想が簡潔にまとめられている。西洋のみならず東洋哲学をも取り込んだ哲学者としてその独自性が窺われる。「善の研究」くらいは読まねばと思うが、西田本人の文体は晦渋とあり読みこなす自信がない。
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小松和彦「神隠しと日本人」を読む。人が行方不明になったとき、現代なら誘拐か家出か迷子かと考えるが、近代以前の人々は神隠しに遭うということで自他を納得させていた……というところだろうか。神隠しから帰還した場合、当人の口から異郷訪問譚が話されることがあるが、そのほとんどのイメージが貧困なのであるとのことである。読んでいて思ったが、天狗≒山伏ではないのだろうか。
僕自身、歳の離れた兄にからかわれて家を出たことがあった。国道9号線の陸橋の下まで行って、そこから先へは行けず、結局兄が見つけたという流れだった。
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門林岳史・増田展大/編「クリティカル・ワード メディア論 理論と歴史から<いま>が学べる」を読む。マス・コミュニケーション論的な内容を期待して読んだが、メディアに関する幅広い裾野を取り上げた本だった。事典的ともいえるか。その分、概括的なのだが、そこは参考文献で補って欲しいというところだろうか。新しい本なので、近年に出版された本も参考文献として取り上げられている。
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石見交通が有福線を廃止するとの報道が。僕は子供の頃、親戚が上府にいて、有福線のバスに乗っていた。今は自家用車があるのでバスに乗ることはなくなったが、それでも寂しいものはある。
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小松和彦「異界と日本人」を読む。小松氏の著作を読むのは久しぶり。日本の色々な説話を題材に異界の存在について考察する。僕自身、電子書籍をセルフ出版しているのだけど、以前よりは書けるようになっているのではと感じる。無論、レベルには差があるが。
小松氏の本は面白い。一般向けの本ばかり書いて専門書を書かないという批判はあるかもしれない。
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国会図書館から電話が掛かってくる。献本した書物はページ数が異なると違う本と見なされるそうである。同じ本が二冊あると一冊は関西館に振り分けられるのだけど、異なる版と見なされてしまう。つまり、関西館に寄贈したければ、もう一冊送れとのことである。
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NHKスペシャル「お祭り復活元年~にっぽん再生への道~」を見る。四つのお祭りが紹介される。コロナ禍で中断の憂き目に遭っていたが、今年になって復活した。事例の一つとして宮崎県の高千穂神楽が取り上げられていた。インバウンドにノウハウを持つ女性が神楽を活性化させていた。欧米から来た女性客たちが夜神楽を見るという趣向で好評だった。
全体的にSNS、メタバースを利用する。地域外からリモートワークで移住して来た人達も祭りに参加してもらうという方向性だった。
お祭り、去年から復活したところも多いと思うが、本格的な復活は今年からになると思う。身体を悪くしたので以前の様に長時間の鑑賞ができないのが残念である。
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「日本の農村に伝承される田園ミュージカルが大阪にやってくる」と銘打って、ひろしま神楽大阪公演がメルパルクホールOSAKAにて催された。
司会は斉藤裕子さん。第一部では、開会式で安芸高田市長・石丸氏、広島県副知事・田邊氏、北広島町・箕野氏が登壇。休憩時間にはZ世代神楽関西応援アンバサダー・サクラさん(フィリピン・ハーフのモデル)が登壇した。
・儀式舞・神降し(八千代神楽団)
・滝夜叉姫(琴庄神楽団)
・大江山(八千代神楽団)
閉会では八千代神楽団の冨田団長が挨拶した。
八千代神楽団:平均年齢30歳。
琴庄神楽団はコロナ前は年50回の公演をこなしていた。今年は30公演以上の予定。
https://www.youtube.com/watch?v=mZZU9v8s0lY
第二部の開会式では石丸市長と箕野町長が登壇。
・儀式舞・神迎え(琴庄神楽団):四人舞
・紅葉狩(八千代神楽団)
・八岐大蛇(琴庄神楽団)
休憩時間にサクラさん登壇。
閉会に当たって琴庄神楽団の﨑内団長から挨拶があった。
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大学病院に三泊四日で入院した。二日ほど24時間安静となった。そこで役だったのがKindleつまり、電子書籍端末であった。PaperWhiteとFire HD8の二台を持ちこんだのだけど、使用頻度が高かったのはPaperWhiteだった。普段はレスポンス重視でFireを使うことが多いのだけど、ベッドに仰向けになった状態で読書するにはタブレット端末のFireは重たかった。電子ペーパー式のPaperWhiteの方が軽くて持ちやすかったのである。
入院時、病床ではWi-Fiも使えず、起きている間は読書くらいしかやることがない。テレビは見なくなっているので借りなかった。起きている十数時間のほとんどを読書に充てるというのも中々に大変だった。普段は多分読んで一日三時間くらいだと思う。読んだ本は結果的に新規の本よりも過去に読んだ本を読み返す方が多かった。
入院中はWi-Fi環境がないので本を新たにダウンロードすることはできない。その点では事前に準備しておくことが必要である。
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