記号じゃ分からん
バルトの著作にあったグレマスの「行為項」という用語をググってみた。なるほど、こういう風に分析するのかと思ったが、式に変換してしまうと、書いている本人には分かっても読者にとっては途端に分かりにくいものになってしまうと思う。
まだネットで得た知識だけなのだけど、プロップやグレマスの提示した枠組みは冒険譚には非常によく適合するけれど、それらの枠組みに収まらないお話も多々あるのだ。
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