選民意識――大塚英志、宮台真司「愚民社会」
大塚英志、宮台真司「愚民社会」を読む。対談集だが、かなり抽象的な話に終始しており、理解したとは到底いいがたい。
さすがに「土人」はないと思わされた。ポピュリズムを「魚の群れ」と形容する方がまだ適当である。「土人」って凄く見下しているということで選民意識が露わになっている。自分の思い通りにならないからと見下す心性が卑しい。
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