選民意識――大塚英志、宮台真司「愚民社会」
大塚英志、宮台真司「愚民社会」を読む。対談集だが、かなり抽象的な話に終始しており、理解したとは到底いいがたい。
さすがに「土人」はないと思わされた。ポピュリズムを「魚の群れ」と形容する方がまだ適当である。「土人」って凄く見下しているということで選民意識が露わになっている。自分の思い通りにならないからと見下す心性が卑しい。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- なかなか読み進められない――東浩紀「訂正可能性の哲学」(2023.09.30)
- 追記するべきか(2023.09.08)
- 三人の戦争体験記――山田正美「父親たちの戦場:ミンダナオ島・インパール・特攻隊」(2023.08.28)
- コロナの三年間――南雲功「木漏れ日の中で パンデミックの中で考えてきたこと」(2023.08.09)
- Yahooコメントの分析――木村忠正「ハイブリッド・エスノグラフィー NC研究の質的方法と実践」(2023.06.27)