地理学の本――『ライブパフォーマンスと地域 伝統・芸術・大衆文化』
『ライブパフォーマンスと地域 伝統・芸術・大衆文化』(神谷浩夫, 山本健太, 和田崇/編, ナカニシヤ出版, 2017)を読む。サブタイトルが「伝統・芸術・大衆文化」なのだけど、これは地理学の本である。
第二章では広島県の芸北神楽が取り上げられている。これは神楽の観光資源化などの諸問題を扱っている。広島県では他に演劇が取り上げられている。広島市は演劇の街でもあるのだ。
他、和太鼓、沖縄のエイサー、アートプロジェクト、都内を活動場所とするミュージシャン、東京の小劇場演劇、東京都のヘブンアーティスト(大道芸など)、フィリピン系移民、北米ベイエリアの和太鼓、韓国ソウルの祝祭などが取り上げられている。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 追記するべきか(2023.09.08)
- 三人の戦争体験記――山田正美「父親たちの戦場:ミンダナオ島・インパール・特攻隊」(2023.08.28)
- コロナの三年間――南雲功「木漏れ日の中で パンデミックの中で考えてきたこと」(2023.08.09)
- Yahooコメントの分析――木村忠正「ハイブリッド・エスノグラフィー NC研究の質的方法と実践」(2023.06.27)
- 吉本隆明とは相性が悪いか――安藤礼二「シリーズ・戦後思想のエッセンス 吉本隆明 思想家にとって戦争とは何か」(2023.06.23)
「神楽」カテゴリの記事
- 追記するべきか(2023.09.08)
- 神社でやるから良かったのに――浜田の石見の夜神楽定期公演(2023.09.05)
- 約一年障ってなかった(2023.09.04)
- 第12回高校生の神楽甲子園 一日目 演目に異変が(2023.07.26)
- 第12回高校生の神楽甲子園 二日目(2023.07.23)
「広島」カテゴリの記事
- 約一年障ってなかった(2023.09.04)
- 第12回高校生の神楽甲子園 一日目 演目に異変が(2023.07.26)
- 第12回高校生の神楽甲子園 二日目(2023.07.23)
- ひろしま神楽大阪公演 2023(2023.05.13)
- 地理学の本――『ライブパフォーマンスと地域 伝統・芸術・大衆文化』(2022.11.28)