長い話――モチーフ分析
◆あらすじ
天からへこ(ふんどし)が下がった。
◆モチーフ分析
・天からふんどしが下がった
形態素解析すると、
名詞:ふんどし
動詞:下がる
副詞:天から
天/ふんどしの構図です。天―(下がる)―ふんどしの図式です。
天からふんどしが下がった[下垂]。
天からふんどしが下がった……という内容です。
発想の飛躍は天とふんどしを結びつけることでしょうか。天―(下がる)―ふんどしの図式です。
天使の梯子(はしご)の様なものでしょうか。ここでは、ふんどしという下着を描写することで尾籠(びろう)さを表現して笑いを誘う意図が見えます。
◆参考文献
・『日本の民話 34 石見篇』(大庭良美/編, 未来社, 1978)p.469.
| 固定リンク
「昔話」カテゴリの記事
- Amazon Kindleストアで電子書籍の販売を開始しました。(2023.03.01)
- 専門家でも難しい問題だと思うが(2023.02.26)
- 積むと天井まで届くか――『日本昔話通観 第28巻 昔話タイプ・インデックス』(2023.02.14)
- ロールバック完了(2022.12.15)
- 昔話の時空――近藤良樹「子供の昔話を哲学する(論文集)」(2022.12.08)