デザイン思考は頭の回転の遅い人向きではない
ジャスパー・ウ「実践スタンフォード式デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決」を読む。実際にスタンフォード大学に留学した著者がデザイン思考を解説するもの。まずブレーンストーミングから初めてアイデアをまとめ、アンケートを取り、プロトタイプを(段ボールなどで)作ってプレゼンテーションする流れである。
ブレーンストーミングでは頭を最大限に回転させアイデアをひねり出すことになる。これが僕には出来そうにない。自分は頭の回転が速い方ではない。以前、マイケル・サンデル教授の講義を録画した番組を見たことがあるが、頭の回転が速すぎてついていけなかった。スタンフォード大学に通う学生ならハイレベルの学生が集まっているだろうから、そういう方式がとれるのだろう。僕は入浴中などリラックスしているときにアイデアが浮かびやすい。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 翻訳ものに比べれば――柄谷行人「マルクスその可能性の中心」(2023.03.18)
- 家事は不払い労働――上野千鶴子『家父長制と資本制――マルクス主義フェミニズムの地平』(2023.03.10)
- 推敲を終える(2023.03.04)
- Amazon Kindleストアで電子書籍の販売を開始しました。(2023.03.01)
- 盛りだくさん――高田明典「物語構造分析の理論と技法 CM・アニメ・コミック分析を例として」(2023.02.28)