時系列的には2章→3章→1章――東浩紀「ゆるく考える」
東浩紀「ゆるく考える」を読む。時系列的には2章→3章→1章と並ぶので、その順で読んだ方が良かったかもしれない。著者の考えは例えば東日本大震災を契機に変化しているが、グラデーション的に変化しているはずなのである。内容的には新聞や文芸誌に載った評論をまとめたもので、特に難しい概念もなくすらすらと読めるだろう。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- アナーキー 上野千鶴子「近代家族の成立と終焉」(2023.03.27)
- 翻訳ものに比べれば――柄谷行人「マルクスその可能性の中心」(2023.03.18)
- 家事は不払い労働――上野千鶴子『家父長制と資本制――マルクス主義フェミニズムの地平』(2023.03.10)
- 推敲を終える(2023.03.04)
- Amazon Kindleストアで電子書籍の販売を開始しました。(2023.03.01)