時系列的には2章→3章→1章――東浩紀「ゆるく考える」
東浩紀「ゆるく考える」を読む。時系列的には2章→3章→1章と並ぶので、その順で読んだ方が良かったかもしれない。著者の考えは例えば東日本大震災を契機に変化しているが、グラデーション的に変化しているはずなのである。内容的には新聞や文芸誌に載った評論をまとめたもので、特に難しい概念もなくすらすらと読めるだろう。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 追記するべきか(2023.09.08)
- 三人の戦争体験記――山田正美「父親たちの戦場:ミンダナオ島・インパール・特攻隊」(2023.08.28)
- コロナの三年間――南雲功「木漏れ日の中で パンデミックの中で考えてきたこと」(2023.08.09)
- Yahooコメントの分析――木村忠正「ハイブリッド・エスノグラフィー NC研究の質的方法と実践」(2023.06.27)
- 吉本隆明とは相性が悪いか――安藤礼二「シリーズ・戦後思想のエッセンス 吉本隆明 思想家にとって戦争とは何か」(2023.06.23)