オープンフォーラム合評会に参加する
オープンフォーラム合評会に参加する。僕自身、簡単な発表をしたが、「血が騒ぐ」の書き方が曖昧で広大の先生が余談で語ったことと伝わっていなかった。石見神楽の八調子と六調子の違いについて説明を求められた。確かに未見の人には意味が通じないかもしれない。なお、八藤後(やとうご)先生が笛を習っていて、調子とは一般に笛の調子を指すとのことであった。知らなかったので勉強になった。また、次号以降の課題として伝統の商業化、歴史的背景などを求められた。また、斉藤先生曰く、関東の方が文化行政に親和的で関西の方は自由にやっているとのことであった。
斉藤先生は芸能の観光化、学校教育化について論じられていた。武蔵小杉の御神輿について、従来のフィールドワークは実施せず、一人のインフォーマントに50問くらいの質問をすることで書き上げられたと(第三者の査読待ち)とのことであった。
司会の八藤後先生は抽象的な思考でも頭の回転が速く、学者の能力を実感できた。
ちなみに、僕の環境ではスペック不足でZoomの背景差し替えはできなかった。生ゴミじゃないけど汚部屋なのである。
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