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2022年4月

2022年4月24日 (日)

コマーシャルなジャズ

NHK FMジャズ・トゥナイトを聴く。ストリングスの入ったジャズに「コマーシャルだ」という批判が向けられたそうである。コマーシャルだから日本語にすれば商業主義となるか。DJの大友氏は素晴らしいものは素晴らしい、そもそも商品として売るのだからコマーシャルなのだとのことである。

当時流行っていたムードミュージックに接近したことがコマーシャルだとされたとのこと。

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2022年4月18日 (月)

三隅の石炭火力発電所、何気に最先端を行っていた

週刊エコノミスト 2022年4月19日号に浜田市三隅町の石炭火力発電所の写真が掲載されている。超々臨界圧石炭火力発電所が近々稼働開始するそうだ。ウクライナ戦争で世界各国がエネルギー戦略を見直す中で石炭火力発電所の延命が検討されている。将来的には石炭火力からアンモニア火力へとシフトしていくとのこと。

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2022年4月15日 (金)

オープンフォーラム第6号が送られてくる

斉藤先生からオープンフォーラム第6号が送られてくる。文教大学の冊子で多分学内でしか流通していないと思う。国会図書館にも無いかもしれない。

第5号から引き続きコロナ禍の諸相についての論考集である。民俗学では神奈川の神楽社中へのインタビューが掲載されている。社中によっては神社への奉納が0件であったりする。ある社中でも1~2件といった水準である。非常に危機的な状況である。コロナはいつ収束するのか先が見えない。普通の感染症なら数年で収束するはずだが、コロナもそうなるとは思えない。

厚木市の垣澤社中では神楽のリモート稽古を取り入れたとある。垣澤社中では家元の娘さん(次期家元)が積極的に動いており、創作神楽の映像化などに取り組んでいる。

その垣澤瑞貴さんへのインタビューが今号の注目記事だろう。神事芸能だけでなく興業舞台へ挑んでいこうとしている。そういう意味でも積極的な発想をされている。そして、そのためには芸の質を高めなければならないとの認識である。

思うに、瑞貴さんがやりたい方向性は石見神楽や芸北神楽が先行しているそれかも知れない。似て非なるものかもしれないが、そこの区別は僕にはつかない。

舞台で伝統芸能を演じることの是非については大正末年の日本青年館での上演が嚆矢となる。実は当時の意見と現在のそれとはほとんど変わらないのである。永遠の課題なのか100年進歩がないのか分からないが、興業に重きを置くと「ショー化している」という常套句がまた繰り返されることになる可能性も否定できないのではないか。そういう意味でも動向には要注目である。垣澤瑞貴さんはTwitterでアカウントを開設しているので、興味のある人は検索してみるといいだろう。

他、コロナで稽古ができない時間を活用してビデオのデジタル化作業も行っているとのこと。そういうアーカイブズが公開されるといいのだけど。

武蔵小杉の神輿を調査したレポートもある。

ちなみに巻頭記事は僕の書いたものである。石見神楽と芸北神楽はなぜ人気があるのかという小論考。巻頭においてもらったのは名誉なことである。

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2022年4月10日 (日)

最悪のケースを想定

今日は鷲宮神社の神楽の日だが、コロナ感染者が高止まりしているので行くのを見合わせた。ちょうど今電子書籍のPOD化作業に入っているところで、このタイミングで感染して最悪ブレインフォグになったりすると作業ができなくなってしまう……という最悪のケースを想定した。

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2022年4月 4日 (月)

5600ページもある

電子書籍で森鴎外全集を買う。5600ページもあるので通読は無理だろう。舞姫あたりを読んでみたい。自分、石見をテーマにしつつ鴎外は読んでなかったのである。高校生のときにちらりと見て、こりゃ無理だわと思ったのである。子供向けの山椒大夫くらいか。

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2022年4月 3日 (日)

これが最後のチャンスだったかもしれないが

今日は大宮住吉神社の例大祭の日だったが、コロナで行くのを見合わせた。BA2という新株が増えているという情報もあり、安全を優先した。大宮住吉神楽を見るチャンスはこれが最後かもしれないので残念である。

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2022年4月 2日 (土)

今年もスカ

ホームページのトップページをエイプリルフール仕様に変えたのだけど、今年もアクセスはなかった。4月1日は初年度で忙しいのもあるかもしれない。

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2022年4月 1日 (金)

岩戸神楽に限らず――泉房子『<岩戸神楽>その展開と始原 周辺の民俗行事も視野に』

泉房子『<岩戸神楽>その展開と始原 周辺の民俗行事も視野に』を読んだ。岩戸神楽に限らず、山形県、島根県、岡山県、福岡県、大分県の神楽が取り上げられている。神楽面の写真が多い。神楽だけでなく仏教の修正会の追儺や傀儡子も取り上げられていて参考になる。演劇的な神楽はやはり江戸時代に演じられる様になった。これが吉田神道の裁許状と相関関係にあるのかまでは分からないが、関連があるかもしれないと思わせる。中央で取り入れられた修正会が全国に伝播して、そこから鬼のイメージが広がったのかもしれない。

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2021年10月~2022年3月の実績

2021年10月~2022年3月の実績
10月 PV:2065 Visit:1390 UU:1265
11月 PV:1999 Visit:1418 UU:1322
12月 PV:2120 Visit:1566 UU:1443
1月  PV:2477 Visit:1658 UU:1531
2月  PV:2053 Visit:1324 UU:1213
3月  PV:1963 Visit:1150 UU:1058

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