2021年どうだった?(お題記事)
2021年はこれまでブログで書いてきたことをリライトする年でした。1月にジャストシステム社から日英翻訳ソフトを紹介するメールが来たのです。たまたまそれを読んで、500万語の辞書と謳っていたので、それならブログの記事を英訳出来るかもしれないと考えたのです。
Amazonでその翻訳ソフトのレビューを確認すると、評価は微妙なものでした。むしろGoogle翻訳の方が使えるとありました。それでGoogle翻訳を試してみたところ、意外とこなれた訳を返してくれるではないかと思ったのです。
それで、ブログの記事はである調で固かったので、ですます調に書き換えました。また、出典の引用部分が古語だったので、現代語訳に翻訳してリライトしました。
それでブログの人気記事を英訳して、ラクーカンのWEBサイトで公開しました。FacebookやReddit、Twitter、Tumblrなどで宣伝しましたが、アクセスはあまりありません。題材が島根県石見地方の伝説ですから、根本的に知名度が無いのです。それでも、たまにアクセスはあります。いずれ広がっていったらいいなと思います。まあ、機械翻訳ですから、ネイティブの人が読んだらどう感じるのか分かりませんが。
それでリライトした日本語記事の扱いが課題になりました。ブログに掲示したのでは二重になる。小説投稿サイトに投稿してもいいけれど、写真が添付できないという問題がありました。
そこでリライトした記事を電子書籍化することを思いつきました。それで一太郎2021を買ったのですが、一太郎は画像を添付する際にHTMLライク(多少の解釈の差はあるが、概ね似たレイアウトになる)にできないので候補から外しました。結局、でんでんコンバーターというWEBサービスを使ってEPUB化することになりました。幾つかのマークダウン記号を憶えればいいだけなので、現状では一番簡単な方法だと思います。
無駄になったかと思われた一太郎ですが、校正でフル活用しました。である調をですます調に書き換えていたのですが、語尾しかですます調にしておらず、チェックが入りまくりでした。
そうして8月初旬にAmazonのKDPで電子書籍をセルフ出版しました。なのですが、題材がニッチということもあり、ほとんど売れていません。電子書籍で売れるのはハウツーもので、それらと同等に考えていたことが誤りでした。
10月には電子書籍をオンデマンド本化しました。オンデマンド本は割高なので、現状、売れていません。ただ、国会図書館に献本しました。究極の目的は紙の本化して図書館で所蔵されることなのです。
ブログの記事は私が死んだら、いつか消えてしまいます。そうなる前に記録として残しておきたかったのです。
11月末には二冊目の電子書籍をセルフ出版しました。こちらは神楽の本となります。出版されたばかりですが、やはりニッチな内容なので、動きは見られません。
売れない本ですが、電子書籍ですから実体はありません。在庫管理の必要も無いし返本されることもありません。その点では気長に売れるというメリットもあります。
また、電子書籍の場合、内容の更新が随時可能だというメリットがあります。これは紙の本ではできないことです。
……とは言え、宣伝なしにモノを売ることがこんなに難しいとはと痛感しています。Facebookで繋がりがある人が6人、Twitterのフォロワーが26人ですから大した宣伝にならないのです。基本的にニッチ戦略ですから、数も出ません。
そんなこんなで、来年もブログ記事の電子書籍化を進めていきたいと思っています。
| 固定リンク
「雑感」カテゴリの記事
- 意外とそつのない答え――ChatGPT(2023.02.24)
- 困った(2023.02.18)
- あけましておめでとうございます(2023.01.01)
- 命に別状なしとのこと(2022.11.29)
- 大学ノートを買う(2022.08.31)