日本標準『島根の伝説』を通読する
日本標準『島根の伝説』を通読する。この本、小学生のときの課題図書で実家に残されていたのを2006年夏に持ち帰ったものである。だが、拾い読みで通読はしていなかったのである。
当ブログの記事は『島根の伝説』を題材にしたものが多い。今読み返しても魅力的な本だと思う。
気づいたところでは『島根の伝説』にも白米城の伝説が掲載されている。幾つか他県の伝説シリーズを読んだけれども、多くの本が白米城の伝説を載せているのである。
この本、島根県各地域の図書館には所蔵されているはずだけど、国会図書課にも所蔵されていない貴重な本なのである。
復刊して欲しいけれど、日本標準に問い合わせたところ、その予定はないそうである。ちなみに「むかし話」シリーズは復刊されている。
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