日本標準『島根の伝説』を通読する
日本標準『島根の伝説』を通読する。この本、小学生のときの課題図書で実家に残されていたのを2006年夏に持ち帰ったものである。だが、拾い読みで通読はしていなかったのである。
当ブログの記事は『島根の伝説』を題材にしたものが多い。今読み返しても魅力的な本だと思う。
気づいたところでは『島根の伝説』にも白米城の伝説が掲載されている。幾つか他県の伝説シリーズを読んだけれども、多くの本が白米城の伝説を載せているのである。
この本、島根県各地域の図書館には所蔵されているはずだけど、国会図書課にも所蔵されていない貴重な本なのである。
復刊して欲しいけれど、日本標準に問い合わせたところ、その予定はないそうである。ちなみに「むかし話」シリーズは復刊されている。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 2040年には若年女性が半減――増田寛也「地方消滅――東京一極集中が招く人口急減」(2023.02.01)
- 地方の事情――飯田泰之他「地域再生の失敗学」(2023.01.27)
- 国―県―市町村の力関係――山下祐介・金井利之「地方創生の正体――なぜ地域政策は失敗するのか」(2023.01.25)
- 感性だけでなくロジックも肝要――増村岳史「ビジネスの限界はアートで超えろ!」(2023.01.21)
- 難解――ニクラス・ルーマン「社会システム理論」(2023.01.10)