翻訳が直訳調――カロル・タロン=ユゴン「美学への手引き」
カロル・タロン=ユゴン「美学への手引き」(文庫クセジュ)を読む。哲学は僕にとっては難解で一読で理解できるものではなかった。頭に入る箇所と入らない箇所とに分かれた。翻訳が直訳調な気はする。また、翻訳ものに特有のとっつきにくさはあると思う。だが、古代ギリシャから現代にまで至る西洋の美学史という意味では有用な本だと思いう。
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