夕市廃止だと鮮度が維持できない――島根県大田市の魚卸売市場
大田市の魚卸売市場が夕市を廃止して朝市に統一するとのニュースを知る。卸売市場が長年赤字続きだからというのがその理由。漁師さんたちにとっては早朝漁に出かけて夕方に戻ってきて、夕市で魚を売る。その魚は仲買人たちに買い付けられ、水揚げから約10時間で関西市場に届くという仕組みだったそうだ。夕市が廃止されると10時間が30時間かかることになり鮮度の問題が出てくるとのことだった。朝市まで保存するため、箱に氷を詰める作業も必要になったとのこと。コストの負担は漁師さん達である。
| 固定リンク
「大田市」カテゴリの記事
- 「戦国武将が欲しがった石見銀山」を視聴する(2022.10.05)
- 世界の一割を産出――「ブラタモリ」石見銀山編(2022.09.04)
- 蛇島――モチーフ分析(2022.06.18)
- けしからん――しりのないニシ(2022.02.13)
- 皆殺し――山谷のお延(2022.02.02)