中の品がよい――日本古典文庫「源氏物語」「箒木」
日本古典文庫「源氏物語」「箒木」を読む。仲間たちと女の品定めの話となって女は中の品が良いとなる。後半、光源氏は方違えで泊まった家の人妻に忍び寄る。が人妻であることを気にした女は求めに応じない……という筋。
……光源氏はあまり葵の上の屋敷では過ごさないようであり、葵の上もまた源氏に心を開いていない。葵の上の方が年上なのだ。
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