罪を赦される――日本古典文庫「源氏物語」「明石」
日本古典文庫「源氏物語」「明石」を読む。暴風雨は中々止まず、源氏の邸が落雷で火事となる。光源氏は父帝の夢を見る。それは罪の赦免を予感させるものだった。太政大臣が亡くなった。そこに明石の入道がやってきて源氏を明石へと迎える。源氏は入道の娘(明石の御方)の話を聞く。身分の差を想い拒絶していた明石の御方だったが、やがて源氏が通うようになり結ばれる。朱雀帝は父帝の夢を見て、源氏を赦免する気になる。光源氏は明石の御方の事を手紙で紫の上へ打ち明ける。光源氏の都への帰還が決まった。明石の御方は妊娠していた。源氏は明石の御方を残して都へ帰還する……という内容。
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