春にちなんだ二演目
録画したNHK「古典芸能への招待」を見る。舞囃子「田村」と能「湯谷(熊野)」。春にちなんだ両演目。字幕があったので、ある程度は見当がついた。「湯谷」は母が病気なので暇乞いしたいのだけど、主人が中々許してくれなくて花見に駆り出されるという内容。昭和三十年代に「湯谷」をフランスからの使節に見せたところ、退屈だとの評を得たとのこと。評論家の先生の説明によると、リアリズム演劇ではなく、何も無い舞台をイマジネーションしながら鑑賞するものなのでだろうとのこと。昭和三十年代だと字幕も無いだろうし、見てもよく分からないのは致し方ないかもしれない。「田村」は修羅物だが、鈴鹿山の鬼に勝つ内容なので修羅の祝言と呼ばれているとのこと。また、三つある勝修羅の一つであるとのこと。、
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