鷲宮神社の土師一流催馬楽神楽――折紙の舞と端神楽
◆太刀折紙之舞
折紙の舞は江戸時代に土師一流催馬楽神楽が十二座に編成される以前の舞を受け継いでいるとされる。白紙と扇を持ち一人で舞う。その後、太刀を持って舞う。
◆端神楽
演目と演目の間に回れる短い舞。一人による舞。白幣と鈴を持って舞う。現在は児童の巫女さんが舞うようだ。いわば神楽入門の曲とも言えようか。
◆余談
鷲宮神社の神楽保存会に属する巫女さんは現在九名とのことで、杓舞が二度舞われる他、端神楽での出番が多くなるようだ。
◆参考文献
・鷲宮催馬楽神楽パンフレット
記事を転載→「広小路」
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