京橋エドグランで垣澤社中の神楽を鑑賞
京橋エドグランで催された垣澤社中の神楽を鑑賞しに出かける。東京駅で八重洲口と丸の内口を間違える。仕方がないので切符を買って抜ける。更に外に出て、京橋エドグランがどこなのかグルグルと回る。
文教大学の斉藤先生と合流する。一杯飲んで暖をとろうという話になって八重洲口地下街の居酒屋で飲む。日本酒を飲んだのだが、これで酔ってしまう。
能には仮面を付けたままでも声が通るようにする発声法があるとのこと。関東の神代神楽は黙劇なのでそれは無いとのこと。
京橋エドグランに戻ると、既に神楽は始まっていた。まず神前舞が披露される。次に本間、乱拍子、ニンバの曲に合わせて舞が披露される。
垣澤社中・神前舞
それからワークショップ(着付け、笛、太鼓など)が催される。が、酔っていて戦闘不能でトイレに籠っていた。
そして御祝儀三舞が演じられる。今回の三番叟は女性である。今回のテーマは「伝統と革新」。まず伝統として古典が演じられた後で、創作神楽が披露される。「IZANAMI」byカミクラナノメ。垣澤社中三代目家元の娘さんが、自分で演奏し、打ち込んだ音源を元に舞が披露される。イザナギ命と離縁したイザナミ命が黄泉の国から解放されて地上に戻ってくる。そして自分が生み為した世界や森羅万象の神々のために幸の舞を授ける……という内容。お神楽というよりは創作舞踊という印象だった。舞は順調に進んだが、最後にクモを投げるところが失敗したとのこと。
広島県の芸北神楽が最も現代的な神楽かと思っていたが、その先を見せられた感もある。
垣澤社中・御祝儀三舞・三番叟
垣澤社中・御祝儀三舞・獅子舞
垣澤社中・御祝儀三舞・大黒舞
垣澤社中・IZANAMI
垣澤社中・IZANAMI
垣澤社中には島根県出身の女性がいて、相模流の神楽を学んでいる人がいるとのこと。
京橋エドグラン側の責任者の方は笛を吹ける人だった。
帰りも酔いが残っていて、東京駅の方角が分からず、通行人に尋ねてなんとか東京駅に辿り着く。そこから地下の横須賀線、武蔵小杉でJRから東急への乗り換え(一駅分くらい歩く)、日吉で東横線から横浜市営地下鉄という形で乗り継いで、なんとか家に辿り着く。
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