あれから25年
昨日で阪神淡路大震災から25年が経過したとのこと。当時の僕は姫路に住んでいたが、アパートで寝ていて、最初の激震で目が覚めて背筋がぞっとしてしばらく布団から出られなかった。姫路は震度4強だったが、棚のものが幾つか落ちた。ただ引っ越しを控えていて荷物を段ボールにまとめていたので大した被害は無かった。
後で聞いた話だと、同期によると神戸市内では洗濯機が吹っ飛んだとのことであった。重心の低い洗濯機が吹っ飛ぶのは余程のことである。上司は死ぬかと思ったと言っていた。取引先の社長はちょうどトンネル内を運転中だったが、事故を起こしたかと思ったそうである。本社に務めている女の子は実家が焼失したとのことだった。
当日は出社したが、一日仕事にならなかった。神戸を通るルートが通れなくなったので、現在の加東市を通る372号線が代替ルートとなったのだけど、社町に狭隘な区間があり、そこで大渋滞を引き起こしていた。今地図をみると流石に一直線になっている。強制収容されたか。
営業で外回りしていると乗用車の後席に毛布にくるまった人が乗っていたのを目撃した。後で明石にいったが、新幹線の高架が崩落しているのを見た。また、神戸のポートアイランドは液状化で道がデコボコになっていた。
| 固定リンク
「関西」カテゴリの記事
- ひろしま神楽大阪公演 2023(2023.05.13)
- あれから25年(2020.01.18)
- 芸北神楽の新舞で最も創作色が濃い「鈴鹿山」と田村三代の物語(2019.05.26)
- 鈴鹿山――田村三代記を読む(2019.05.26)
- 鈴鹿山――鈴鹿の草子を精読する(2019.05.26)