蛇胴の大蛇が出てびっくり――シネマ歌舞伎「幽玄」
桜木町のブルク13に行き「シネマ歌舞伎特別篇 幽玄」を見る。坂東玉三郎と鼓童がコラボした演目。能楽的な舞踊劇だった。驚いたのは終盤、蛇胴を持つ大蛇が登場したこと。石見神楽の大蛇の要素が取り込まれていた。ネットで調べてみると、「幽玄」は能楽の「羽衣」「道成寺」「石橋」を元に構成しているらしい。眠くて目をつぶっていて見逃したが「道成寺」のパートがそうだろう。「幽玄」は玉三郎自身の演出なので、玉三郎はどこかで石見神楽の大蛇を見ていることになる。
チケット購入時、カウンターに誘導されたのだけど、受付のお姉さんの説明をよく聞かずに料金2100円のところ1100円しか出さず恥ずかしい思いをする。いや、前回のシネマ歌舞伎は(短かったから)1100円だったはずなのである。
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