橘樹神社の横浜神代神楽を鑑賞 2019.06 その1
横浜市天王町の橘樹神社の例大祭に行く。神楽が奉納されていて「三番叟」「巫女舞」「神逐蓑笠」の三演目+お囃子&獅子舞を見る。「神逐蓑笠」は「言いつけの場」「五穀本願」「素尊勘当」の三場から成っていた。「五穀本願」はスサノオ命が保食神の種を臭いと斬ってしまう筋立て。「素尊勘当」は天照大神から勘当されたスサノオ命が蓑と笠を着けて放逐されるという粗筋だが貴重な演目とのこと。
「言いつけの場」では天照大神が素戔嗚命に五穀の種を保食神から受け取るように命令する。
橘樹神社の奉納神楽・神逐蓑笠・五穀本現・保食神の従者のモドキ
神逐蓑笠・五穀本現・保食神の種が臭いと怒って、素戔嗚命が保食神を斬ってしまう
橘樹神社の奉納神楽・神逐蓑笠・素尊勘当・天照大神に素戔嗚命の暴虐を訴える保食神
橘樹神社の奉納神楽・神逐蓑笠・素尊勘当・素戔嗚命と対峙する天照大神
神逐蓑笠・素尊勘当・蓑と笠を着て追いやられることになった素戔嗚命
家元の加藤俊彦さんに声を掛けて頂く。島根県出身と答えると答えると「神楽甲子園って本当にあるんですか?」と訊かれた(笑)。加藤さんは「カグラ舞う!」のコラムを執筆されている方。
昼間は曇っていたが熱かった。夕方から晩にかけては半そででは肌寒いくらいだった。梅雨入りしたが、幸い雨はパラパラと降った程度だった。神輿の時間帯に合わせるため、演じられなかった演目もあるが、神楽殿で舞われる奉納神楽であり、特に夜神楽は雰囲気があってよかった。
誤算だったのは一眼レフ(オリンパスE-520)が故障したこと。ちょうど退役させることを考えていて、もう少しもってくれるとよかったのだが。電源を小まめに消して要所要所だけ撮るやり方ならミラーレスでもバッテリーが持った。
写真はパナソニックGX7mk2+35-100mmで撮影。
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