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2019年4月 1日 (月)

新元号が決定する

新元号、令和に決まる。最初「ぜいわ」と聞こえた。典拠は万葉集とのこと。学生の頃読んだ本に元号とは天皇が未だに時間を支配しているのである……といった内容のことが書かれていた。まあ、今の天皇陛下は日本の象徴だし。

平成は字面こそ平静であったが、バブル崩壊から失われた20年、阪神淡路大震災、東日本大震災、オウムのテロ、中韓台の台頭等日本のピークが過ぎ長い下り坂に入りかけた時代だったと思う。縮小均衡路線で閉塞感があり息が詰まった。

令和はどういう時代になるのだろう。人口減少時代だから縮小均衡路線は変わりそうもない。AIの発達は急激で20年後がどうなるかも予測できない。

ま、そういう時代に島根の情報を発信するのが当ブログの立ち位置か。観光にも興味が湧いてきたので、いずれ観光人類学や観光社会学の本なども読んでみたい。観光学の講座は島根県立大学の浜田キャンパスではなく松江キャンパスでやっているらしい。

松江や出雲は案外これからかもしれない。松江道が開通して山陰道、米子道と併せて広島、松山、岡山、高松、姫路、神戸方面への交通の便がよくなった。観光客が増えるだろう。周辺地域から島根大学に学生が集まるかもしれない。

石見地方はどうだろう。山陰道の全通は県内に限っても10年くらい先だろうし、神楽で観光活性化を謳っても、年間で数千人くらいの動員数である。ただ、もう一度見たいと思わせるものはあるかもしれない。その点、広島の芸北神楽と観光客の奪い合いになるのかもしれない。

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