品川神社の太々神楽を鑑賞 2019.04
品川神社で催された太々神楽の鑑賞に行く。春祭ということで、正装した人達が50人くらいいた。その他の観客は20人くらいというところか。拝殿の中で演じられたのだけど、入口に立って写真を撮影する。
・四方拝の舞
・稲荷の舞
・矢天狐の舞
・花鎮の舞
・翁の舞
・幸替の舞
幸替の舞・海幸が山幸に斬り抱えるが、玉の力で跳ね返される
幸替の舞・降参した海幸
太々神楽、基本的には時計回りで舞台を回る。足を踏み出す際に、かかとを後ろに大きく跳ねだして進むという感じ。その点ではすり足ではない。反閇なのかどうか分からないが、足を床に強く踏む所作が多かった。正面を向く際にはどうしても脇の神官さんたちがフレームに入ってしまう。後で写真の選定で悩むだろう。
基本的には演劇化されておらず、最後の海幸山幸を題材にした舞でも演劇化はされていなかった。2時間ほどで六演目舞う。これで品川神社の太太神楽は江戸里神楽を観る会と併せて7演目見たことになる。上々の数字と言えるだろう。
今回はパナソニックGX7mk2+12-35mmF2.8で約2000枚撮影したが、35-100mmF2.8の方が良かったかもしれない。付け替えるタイミングが無かったというところ。2時間ほどなのでバッテリーはもった。(3分の1まで減ったが)。
余談
寝つけなくて、ハッと気づくと12時を過ぎていた。慌てて出て、幸い横浜市営地下鉄が快速だったのと京急もすぐに快特に乗れた。新馬場は一旦品川まで出て引き返した方が早い。神社は新馬場駅からすぐ。結局、幸いなことに神楽の時間には間に合った。
2007年に横浜市歴史博物館の講演で神楽のイロハを教わったのだけど、今回、関東の太々神楽と里神楽(神代神楽)を見比べることで、しっくりくるようになった。12年掛かったことになる。まだ、東北の神楽や伊勢神楽などが残されているけど、それは多分ライブでは見られないだろう。
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