獅子舞に曲芸――丸一仙翁「江戸太神楽」
丸一仙翁「今を生きる日本の伝統芸能 江戸太神楽」を読む。ページの半分は英文で正味100ページ程なので、すぐに読めた。おおよそ獅子舞と曲芸に関する本だった。ジャグリングの世界大会に出場したこともあるそうである。娯楽の少ない田舎と違って、江戸では曲芸方面で芸を磨いていったようだ。著者の少年時代が語られる。七歳で養子に入って芸の道に入った。中学卒業とともに芸人としての生き方を選んだとのこと。「源三位頼政」「天鈿女の舞」「七福神宝入船」といった演目もあるが漫才に近い内容。茶番とされている。
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