鷲宮神社の神楽を鑑賞 2018年4月
埼玉県久喜市鷲宮の鷲宮神社で催された神楽(土師一流催馬楽神楽)を鑑賞。11時頃から途中昼食で休憩を挟んで午後4時くらいまで舞われた。儀式舞が多い印象で、岩戸神楽もあったけれど劇的な構成ではなかった。演目の間に端神楽といって巫女さんが舞う短い演目があったのが特徴か。なお、最後の演目はその端神楽で児童の巫女さんがまず舞って、それから年上の巫女さんが舞うという長めの演出であった。
・天神地祇感応納受之段
・五穀最上国家経営之段
・磐戸照開諸神大喜之段
・祓除清浄杓大麻之段
・鎮悪神発弓靱負之段
・端神楽
舞台に神棚がしつらえてあり、舞の最初と最後に神棚に拝礼するのが土師一流催馬楽神楽の特徴であるとのこと。記憶の限り、天蓋に相当する飾りはなかった。
天神地祇感応納受之段
天神地祇感応納受之段
五穀最上国家経営之段
五穀豊穣を祈る舞。
磐戸照開諸神大喜之段
磐戸照開諸神大喜之段
天照大神と天鈿女命役は女児が演じた。平日なので学校が終わってからきたとのこと。
祓除清浄杓大麻之段
高天原から地上に下った神さまが高天原に戻る際、川で身を清める舞。
鎮悪神発弓靱負之段
鷲宮では中学校に伝統芸能を伝えるクラブ活動があり、全国でも唯一とのことだ。
舞のことはよく分からないが、足さばきを見ていると、すり足ではなかった。舞台の四方を順に廻る舞が多く、順逆といった舞は少なかった。鷲宮では女性も舞っていたり奏楽を担当していたりで、また巫女舞の登場回数も多く、女性が活躍している印象だった。
平日ということもあって観客はほとんどがお年寄り。最大で40~50人くらいの規模だった。関東地方の神楽を幾つか見たが、テンポがゆったりしているから退屈ということもなく(能楽だとまた違うかもしれないが)、十分楽しめた。
パナソニックGX1+35-100mmF2.8で撮影。オープンエアなので(四月だけど夕方になると肌寒かった)、特に明るいレンズは不要で、一眼レフの方がバッテリーの持ち等でよかったかもしれない。二台持ってでかけたが、一台のバッテリーが直ぐに消耗してしまったのは想定外。一応、最後の方まで写真は撮れたが。
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