運慶展に行く
東京国立博物館に寄って運慶展を見る。混雑していたのでじっくり見ることはできなかったけれど、玉眼というのか、水晶で作られた眼球はリアルだった。ライトで照らされる仏像の影が壁に写るのだけど、それが神々しかった。
| 固定リンク
東京国立博物館に寄って運慶展を見る。混雑していたのでじっくり見ることはできなかったけれど、玉眼というのか、水晶で作られた眼球はリアルだった。ライトで照らされる仏像の影が壁に写るのだけど、それが神々しかった。
| 固定リンク
| 固定リンク
| 固定リンク
| 固定リンク
千葉県立中央図書館に行く。武蔵小杉での乗り換えで30分くらいロスした。千葉城には行けず。日本標準「千葉の伝説」を読む。それから広尾(麻布)まで移動して東京都立中央図書館で日本標準「埼玉の伝説」を読む。
千葉県ではダイダラボッチをでえだく坊とかデーデッポと呼ぶようだ。千葉県には平将門の伝説も残されている。京の都で貴族たちが華やかな生活を送っているその時、安房の民たちは重税で苦しんでいた。将門は百姓たちの味方だったということで、関東の現地では人気が高いようだ。また、北条氏に破れた里見氏の伝説もあった。なお、「千葉のむかし話」には続編の第二部「房総かたりつたえ」という本があるとのこと。
東京都立中央図書館で日本標準「埼玉の伝説」を読む。平将門や太田道灌の伝説が見られる。また、関東一帯に強清水(こわしみず)、親は酒、子は清水と養老の滝ような伝説が伝えられている。また、「空に消えた長者屋敷」(秩父市)という伝説では長者が一日で秩父のワラビを採ってしまえと命じ、自分は高篠山を受け持ったが、至るところにワラビが生えている。そこで沈もうとした太陽を金の扇で戻した。それでも終わらないので、再び扇を招いたところ、長者も長者屋敷も消えてしまったというお話が残っている。鳥取の湖山池の伝説に似ている。
興味深いのは「マツを植えない調(つきのみや)神社」(浦和市)という伝説。月読姫命、スサノオ命、稲田姫命という三柱の神様が足立の地にやってくる。月読姫はスサノオ命を愛していたが、スサノオ命は稲田姫と結ばれて帰ってこなかった。「待つ(マツ)ほど、つらいものはない」と言って、それから調神社の境内には松の木を植えなくなったという。(188P)
| 固定リンク
| 固定リンク