普通の人の神楽体験数十年分くらいに匹敵するか
偶然、石見神楽について詳しいブログに辿り着く。ブログ主さんは女性で、読んでいて途中で女性であることに気づいて驚く。山口県長門市の人らしいが、島根県内の社中に属して六調子の神楽を学んでいるらしい。わずか三年でこれだけの内容をものするとは普通の人の数十年分を一気に体験したことになる。
自分なんか生で神楽を見た体験は建て替え前の市民ホールでの神楽大会と、生湯の八幡さんだと思うが、夜神楽を一回か二回、その程度である。当然良しあしなんて分かるはずもない。
実際に神楽をやっている人の書く記事なので神楽の演出論など具体的で詳しい。同じ演目でも各社中毎の違いについても触れられている。なお、石見人にとっては耳の痛い苦言も含まれている。
僕自身は浜田の三宮神社まで歩いていけるので、いずれそこでの鑑賞がメインとなると思うが、自動車で移動・鑑賞するとなると、駐車場の確保が大変そうだ。夜だと道も分からないし。そもそも行ったことのない神社を探すこと自体が難しい。
ブログに掲示した写真はソニーRX100で撮っているらしいが、綺麗に撮れている。やはり明るいレンズの方が暗い場面では強いのだろうか。ちなみに神楽撮影はノーフラッシュでがマナーらしい。シャッター音もOFFにできるならOFFで。
僕自身、神楽を直に学べたらと思わないでもないが、楽器も演奏できないし、何よりパフォーマンスの類には全く不向きな男であるので、実現困難である。
高校生のとき、柔道の授業で型の練習をビデオで撮影したのであるが、僕のそれは関節の油の切れたロボットの様であり、人様にお見せできるものではなかった。今でも保存されているかもしれないが、消したいくらいである。
ふと思う。うちの父は笛を吹いていて、笛も自作したりする人だったのだけど、神楽の社中とは縁が無かった。そもそも国鉄の機関士だったので休日が不定期ということもあったのかもしれない。
ブログの方は具体的なアドレスは書かないでおいた方がいいだろうか。記事中のキーワードで検索すればヒットすると思う。
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