鵜の鼻古墳群:益田市遠田町
鵜の鼻古墳群は島根県益田市遠田町にある石見地方最大の群集墳で、日本海に突き出した丘陵に約50基あまりの古墳があったと言われている。明治時代の国道建設や大正時代の山陰本線の建設で、その幾つかが失われている。
古墳時代後期(6世紀~7世紀)にかけて築かれたもので、群集墳のうち保存状態のよい19基が県指定となっている。うち2基が前方後円墳である。
古墳時代の後期(六世紀~七世紀)に入ると、社会構造が大きく変化し、それまでは首長やそれを支えた有力な家筋の戸主だけに認められていた古墳の築造がさらに広い範囲の家筋や家族にまで及び、古墳に葬られる人が急激に増えて群集墳や横穴群が盛行しました。
◆余談
鵜の鼻古墳群に行った日は台風一過の翌日で、まだ海が荒れていたことを憶えている。長居はしなかった。
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