ノアの洪水の死者――瑞穂ハンザケ自然館
邑智郡邑南町の瑞穂ハンザケ自然館では体長一メートルを超えるオオサンショウウオが飼育されている。
他、瑞穂町周辺の自然を示した剥製などが展示されている。その中にオオサンショウウオの化石(模型か?)が興味深く展示されていた。
1726年、ショイツェルはドイツのエニンゲンにある3000万年前(大三紀中新世)の地層から、オオサンショウウオの化石を発見しました。しかし、彼はそれをノアの洪水で死んだ罪人の骨と考え、化石に「洪水の証拠となる哀れな人」と名付けて発表しました。
旧約聖書にノアの洪水は記されているが、ドイツもその被害を蒙ったと考えたのだろうか。
最大クラスのオオサンショウウオの模型
瑞穂ハンザケ自然館
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