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2017年1月14日 (土)

テキストエディタ談義とドキュメント・スキャナ

◆テキストエディタ


 テキストエディタは秀丸エディタを使っている。シェアウェアだけど(Amazonでライセンスキー購入可能)、高機能なので使っている人が多い。Windows標準のメモ帳に比べると遥かに高機能。操作性も良い。HTMLの編集もテキストエディタで行っている。サポートの対応が丁寧なのも高ポイント。

 縦書きにも対応しているが、便利なのはgrepだろう。検索したキーワ―ドで結果が別タブに一覧でずらずらっと表示される。そこからタグジャンプで該当する行に飛べる。
 同一フォルダ内のテキスト検索が可能で、検索性が高く高速なので便利。正規表現も利用可能。乱雑な情報を適当にテキストファイル、フォルダにまとめておくと後で検索が楽。
 アウトライン機能も便利。任意の記号を指定して記事を階層化。文章構造の把握が可能。階層間の移動(カット&ペースト)もできる。
 フリーウェアでgrepのできるのというとサクラエディタか。縦書きには対応していないが、横書きする分には十分な性能である。

◆ドキュメント・スキャナ


 ドキュメント・スキャナは富士通のSCANSNAP S1500を買った。いわゆる自炊(書籍を裁断してドキュメントスキャナで読み込む)用のスキャナとして定番商品だそうだが、実際に使ってみて確かに使いやすいと実感。同梱されたAdobe Acrobat9も便利だ。

 これで図書館巡りして収集した郷土資料のコピーをPDF化した。既に段ボール一杯分あるので探すのが手間になっており、PDF化で効率化を図っている。残念ながらS1500はA4までしかスキャンできない。これからドキュメント・スキャナを買う人がいたら、A3対応のモデルを買うことをお勧めする。

◆モバイル


 モバイル端末としてはノートパソコンではなくポメラDM100を使っている。テキストファイルとCSVファイルしか使えないし、ネットに接続する機能もない。スタンドアロンの機種だけど、ネットに繋がらない環境などで作業する分にはこれで十分なのだ。

 たしか昔一部で人気があったモバイルギアではテキストエディタがインストールされていたはずである。モバイルギアの後継機の様な立ち位置なのだ。
 テキストファイル専用モデルなのだけど、却って汎用性が高いのである。以前WindowsCE機であるカシオのカシオペアを使っていたけれど、ポケットWORDだったか、WORDのサブセット版を使っていた。それで書いた文章はパソコンに取り込む際に一旦変換しなければならず、現在ではもう読むことができない。
 テキストファイル専用モデルということもあり、電池の持ちはいい。DM200では専用バッテリーに変わったそうだけど、DM100は乾電池モデルである。エネループを使っている。乾電池仕様なので、いざというときは近くにコンビニでもあれば容易に調達できる。
 ネットに繋がらないテキストファイル専用モデルだから、セキュリティ機能はなく、DM100本体が盗難されたらアウトである。その辺は用心する必要がある。

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