ロケ地探訪:呉の場合
住宅地の聖地巡礼やめて 「この世界の片隅に」監督、異例のお願い
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-287665/
アニメ映画「この世界の片隅に」では戦中、広島から呉に嫁いだヒロインの物語がほのぼのと繰り広げられるのだけど、そのロケ地訪問について注意が喚起されているという話。舞台のモデルとなった地区は観光地ではなく住宅地で無用のトラブルが発生するかもしれないから避けて欲しいとのこと。
実際行くなと言われても、あの景色を眺めたい(山の中腹から呉の港が一望できる)という誘惑に駆られてしまいそうではある。
「この世界の片隅に」は緻密な時代考証がベースになっている。父が終戦間際、呉にいたらしいのだが、実際どうだったのだろうと思っている。何でも手を怪我して出征しなかったとか。なお、広島の原爆で大叔父が亡くなっているとのこと。
「この世界の片隅に」は良い映画なので、一見の価値あり。もう島根県には映画館が数か所しかないけれど、広島で上映しているだろう。
映画やドラマ、アニメ等のロケ地訪問は聖地巡礼と呼ばれて、重要な観光資源となっている。島根県石見地方だと「天然コケッコー」や「砂時計」がそう。
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