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2012年2月12日 (日)

内から来たのか、外から来たのか

「能海寛 チベットに消えた旅人」(江本嘉伸, 求龍堂, 1999)という本をamazonマーケットプレイスで注文、届く。能海寛(のうみゆたか)は旧那賀郡金城町(現・浜田市金城町)出身の人。著者は読売新聞の編集委員で、山岳会つながりらしい。 子供の頃、郷土の偉人を取り上げた本が家にあって、その中で明治時代に当時鎖国していたチベットに仏典を求め潜入した人の話を読んだ記憶があった。 後に調べてみたが、チベット、仏典というキーワードだと河口慧海が真っ先に上げられる。なので、地元の人でないし、記憶違いかと思っていた。 現在ではWikipediaにも項目が設けられていて、記憶違いでは無かったことは分かった。あとがきを先に読んだが、1996年に新資料が発見されて大きく進展したとのことで、その成果が大きく影響しているのかもしれない。 記憶に残っているのは、チベットに入り、どこから来たか訊かれたら、内と外だったか、内から来た(外国人ではない)と受け答えする……というくだり。この本でも触れられているか、探してみたい。 結局、チベットで消息を絶ってしまうのだが、子供の頃は外国人であることがバレて殺されてしまったのかと思っていた。Wikipediaによると現地の匪賊に襲われてお亡くなりになったということらしい。 読書が出来なくなってきたのでいつ読了するか分からない。とりあえず今日はここまで。

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