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2011年8月

2011年8月31日 (水)

帰省 2011.夏

今年も車で帰省。
夜の浜田道を北に進んでいると、フロントガラスが曇った。室内かと思い、エアコンのダイヤルに手を伸ばす。スピード出し過ぎだったか、一車線でハンドルから手を離せない。ウィンドウの外側だと気づいてワイパーを動かすが、却って汚れてしまう。曇りが晴れるまでが怖かった。
帰りの話。中国道~名神高速道路、西宮名塩―京都東の間は異様に走りにくく感じた。車間距離が詰まって上手く流れに乗って走れない。ずっと追い越し車線を走る方がマシなくらいか。
新名神はいつ山陽道と繋がるのかと勝手に期待してネットで検索してみると、7~8年先の話であった。しかも、事業化が見送られている区間がかなりの距離だ。反対派・慎重派の政治家たちは幹と枝を同列に論じてる様に思える。
疲れやすくなったのと、視力が落ち、運転していて「何かマズいな」と感じたので、もうロングドライブは止した方がいいかもしれない。やっぱり眼鏡かな。
話は戻って、島根の道を走る。五十猛から南へと下る県道289号線(久利五十猛停車場線)と湯里から南へ下る201号線(湯里停車場祖式線)は一車線分しかない区間が多く、緊張する。走ったことの無い道だと本当にヒヤヒヤもの。そういう道に限って脇に溝があったりする。
289号線は拡幅工事をしている箇所もちらほらあり。201号線、地元の人は湯里へ繋がるルートでなく温泉津方面へ繋がるルートを利用するのだろう。なので、対向車に遭遇することは滅多に無いはずだが……。
邑智郡川本町から美郷町へ向かう県道40号線も途中、狭隘な区間が多かった。JR三江線が廃止されない一因か。廃止して欲しくないけど。
県道7号線(浜田昨木線)は拡幅された区間がほとんどで、邑智郡内の移動は快適に走れた。
国道9号線も大田から益田まで走ったが、ナビであらかじめ設定しておかないとうっかり通り過ぎてしまう箇所が多い。琴ヶ浜は三箇所くらいルートがあるのだけれど、標識が直前にならないと分からない。
近所のスーパーに買い物に行く。鳥の鳴き声でふと空を見上げると、7~8羽くらいか、ツバメたちが電線にとまっていた。ひょっとすると、近所で生まれ育ったツバメたちか。おそらく渡りに備えて体力をつけている最中なのだろう。
電線にとまって休んでいるツバメ
瑞穂町の瑞穂ハンザケ自然館で飼育されていた二匹のオオサンショウウオは大物だった。実際に間近でみると胴体の分厚さに驚く。手足の指は可愛いのだけれど。
左足首を挫いてしまう。舗装された箇所と地面の段差が思ったよりあったため、足が変な角度で曲がった。足首から足の甲にかけパンパンに腫れたが、ここまで酷いのは初めて。じん帯をやってしまったかもしれない。神社での出来事なので神罰じゃ!
母を連れてアクアスに行く。ちょうどペンギンのお食事の時間だった。シロイルカの赤ちゃんはかなり成長していた。
絶滅したニホンアシカの剥製(成獣と幼獣の二体)が展示されていた。子供にも見やすいようにだろう、低い位置に展示されていた。ガラスケースも無い。仕切りの黒いロープもかなり低い位置に張られていた。
すると、三歳くらいか、小さな子がひょいとロープをまたいで中に入ってしまった。きっともっと近くで見たかったのだろう。その子は幼獣に興味を示した様子だった。
剥製に触ったりはしなかったのだが、気づいたお母さんがロープの外に引っ張り出すと(ここら辺記憶が曖昧。お母さんたちは特に興味も無く通り過ぎようとしていた)、バシーンとその子の頭を叩いた。その子は床にうずくまってわんわん泣きはじめ、近くでお父さんが困ったような表情で見守っていた。
分別のつかない年頃の子にあんなことをしても無意味だと思うが、とにかくヒステリックな感じだった。一声かけるか躊躇してしまった。で、お母さんが気づいたかと思ったのだが、ちょっと微笑ましい光景が後味の悪いものに変わった。
撮った写真データをモニターで確認。手当たり次第に撮るので年々枚数が増えていく。夏の強い日差し、特に逆光で撮るのは技術の無い自分には難しい。ストロボ強制発光をやってみたが、結果を見るとインテリジェントオートの方がましだった。

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2011年8月 9日 (火)

積ん読かな……

「古代吉備国論争」(山陽新聞社)上下巻をAmazonマーケットプレイスで購入。1970年代末の本。執筆者は当時の錚々たるメンバー。 塵輪を取り上げた論考があるとのことで入手しようと思った(国会図書館に行く交通費と大差ない)のだが、座談会形式や講演会の記録を元にしたものが多く、思いの外読み易い。 漠然としたイメージが少しでも形を結べばよいが、ここ10年くらい本っ当に本が読めなくなった。読破は無理でも何かのきっかけになれば。

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