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2011年7月

2011年7月30日 (土)

連れに難あり?

テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎふれあい旅」を観る。今回は(といっても観るのは初めてなのだが)出雲から鹿児島の枕崎までをローカル路線バスを乗り継いで目指す回だとか。

出演者は太川陽介さん、蛭子能収さん、芳本美代子さんの三名。

画面右上に「ローカル路線バスの旅 出雲~枕崎」とテロップ。

浜田に到着した辺りから見始める。浜田駅が登場。どんちっち時計もアップで映され、神楽が盛んと紹介される。

益田行きのバスまで一時間ほど空き時間がある。駅前の観光協会で浜田城なら20分ほどで行けると職員さんが回答。三名は浜田城へ向かう。

天守閣跡から日本海がちょっと見える。絶景。津和野城から移築された門、それから石垣も映って城跡だということが明示される。第二次長州征伐時に焼失(※自焼退城)したと浜田城の歴史もさらりと紹介された。

護国神社でおみくじを引くと大吉だが旅の運勢は「連れに難あり」。思わず笑ってしまった。

その後、殿町のバス停から益田へ。雨模様で日本海がちらと映る。車内で昭和一桁世代の女性と会話。

益田駅に到着。益田では観光せず(空き時間でしか観光しないルール?)。津和野方面へ向かうか萩へ向かうか思案。結局、津和野温泉へ向かう。そこで一泊。寿司も出る店(?)で何故かカツ丼を食べる蛭子さん。

翌日、津和野で観光した後、萩へ向かい……秋吉台に入った……の辺りで離脱。

観ていると楽しいけど、実際やったらかなりキツい強行軍な気がする。バス事業者間の相互の連絡は意外と無いらしく、行ってみないと時刻表が分からないこともままあるらしい。

普段あまりテレビ見てないので太川さんと芳本さんは久しぶり。蛭子さんは蛭子さんであった。

テレビ東京系の番組なので、島根で放送されるとしたら、土日の昼間辺り?

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2011年7月10日 (日)

漁山と大麻山に足をかけ、ふんばったのが山となる――野山岳

浜田市三隅町の野山岳
三隅井野長浜線・大井手口付近にて撮影。ここから山頂に登ることが出来るようです。

野山岳

野山岳・遠景
JAから藤が瀬方面に向かう途中で撮影。

ふと思い立って「野山岳」で検索すると、島大のサイトがヒットした。

浜田市三隅町の野山岳は大糞山とも呼ばれていて、巨人の糞が山になったという伝説がある。大人という名の巨人が漁山と大麻山に足をかけ、ふんばって垂れたのが大糞山となったというスケールの大きな話。

島大のサイトの他、野山岳を取り上げた学術論文が幾つかヒットした。地質学的にも興味深い成り立ちのようだ(読解できないけど)。

伝説では大糞山は肥料を撒かなくても作物が育つと結んでいて、この山の地質に由来する伝説なのだろう。上記サイトの解説図を見ると、上から垂れたというより地下から噴出したというイメージだろうか。

巨人の伝説は、みずうみ書房「日本伝説大系 第11巻 山陰(鳥取・島根)」を参照しました。木村晩翠「随筆 石見物語」でも「神話に残る大糞山」で取り上げられている。

野山岳の玄武岩類
http://www.geo.shimane-u.ac.jp/geopark/noyamadake.html
島根ジオサイト100選
http://www.geo.shimane-u.ac.jp/geopark/geosite.html

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2011年7月 5日 (火)

意外と早く到着

amazonマーケットプレイスで注文していた未来社「出雲の民話」が届く。何作か「まんが日本昔ばなし」の出典ともなっている。

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