(番外編)歳勝土遺跡の方形周溝墓~横浜市
(※各写真をクリックすると拡大します)。
横浜市歴史博物館。
目を転じると陸橋の向こうに大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡がある。
弥生時代のもので、小高い丘の上に環濠集落(竪穴式住居が復元されている)と方形周溝墓が隣接している。
方形周溝墓。方形に溝を掘って盛り土をしている。棺は中央に埋められている。
写真中央は木棺。方形周溝墓の断面図が示されている。
復元されなかった方形周溝墓は石で囲って溝の位置を示している。
大塚・歳勝土遺跡の解説図。棺は基本、中央に埋められているが、溝からも土器製の棺が見つかっているとのこと。
大塚・歳勝土遺跡の模型と解説図。小高い丘の上に環濠集落と墳墓を作っていた。
南側を鶴見川水系の早渕川が流れている。
□の四隅から中に入って祭祀を執り行ったのだろうか。
出雲市大津町の出雲弥生の森博物館とそれに隣接する西谷墳墓群では四隅突出型墳丘墓で最大級のものが見学できるとのこと。また、邑南町瑞穂の順庵原(じゅんなんばら)一号墳などと見比べてみたい。
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