まだ未処理の案件もあるし
「チ。」の舞台が11月に呉で二日間上演される。チケットは抽選制でまだ申し込んでいない。土日の上演でいずれも昼間の公演なのだけど、日帰りだとギリギリの行程だったりする。うっかり寝過ごしたらアウト。広島駅前のホテルで二泊した方が失敗は避けられる。そもそも今行くべきだろうか。考え中。
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「チ。」の舞台が11月に呉で二日間上演される。チケットは抽選制でまだ申し込んでいない。土日の上演でいずれも昼間の公演なのだけど、日帰りだとギリギリの行程だったりする。うっかり寝過ごしたらアウト。広島駅前のホテルで二泊した方が失敗は避けられる。そもそも今行くべきだろうか。考え中。
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「舞台リコリス・リコイル」ブルーレイディスクを視聴する。本編ディスクには本編の他、日替わりダイジェスト集も収録されている。
特典ディスクには、
・メイキング&バックステージ
・ビジュアル撮影メイキング
・カーテンコール集
・特典映像企画「舞台リコリス・リコイル」公演振り返りビジュアルコメンタリー
が収録されている。河内さんと本西さんとのトーク。時間は一時間半ほどに編集されている。
カーテンコールの河内さんと本西さん、まさにこの瞬間は二人が人生の主役という印象だった。団体スポーツでは各ポジションに分かれ、それぞれのエキスパートが必要なように誰もが主役となれる訳ではない。まあ、この舞台に立つだけでも相当なことだけど。そういう一瞬のきらめきを映像パッケージとして収めたという感じ。
メイキングでは公演前の稽古の模様も撮影されている。皆、マスクを深々と着用している。もしコロナに感染したら降板となってしまうから死活問題ではある。
キャストやスタッフの方たちは二幕ものの舞台と認識していた。僕は後編しか実見していないけれど、確か途中で休憩時間を挟んでいた。セットそのものは固定だけれども、そういう意味で二幕と分けている。
後編の上演に合わせて前編がYouTubeで公開され、それを見て劇場に足を運ぶことを決めた。
前編の劇場は天王洲・銀河劇場。舞台は二段構成か。前編の方がたきなと千束の関係性の描写は多い。当然といえば当然だが。
「舞台リコリス・リコイル Life won't wait.」ブルーレイディスクを視聴する。本編、特典ディスク(DVD)とも三時間ほどの長大な収録時間である。
特典ディスクには、
・メイキング&バックステージ
・アフタートーク集
・日替わりダイジェスト集
が収録されている。
本編には千秋楽公演、おそらく夜の部が収録されている。僕は途中の昼の回だが、公演には一度足を運んだ。2024年の6月。会場は東京ドームシティ・Gロッソ。戦隊ショーがよく開催される会場で、観客席の傾斜はかなりきつい。比較的コンパクトなスペースに800人くらいだったか大人数を収容できるようになっている。その分、座席の造りは小さく、座り心地はいま一つだったように記憶している。
舞台は四層か、立体的な構成で、あちこちに出入口があり、舞台が暗転した一瞬で人が出入りする。演者が目まぐるしく入替って場面転換し続ける。舞台裏はどうなっているのだろう? と見ていて思った。で、特典ディスクを見た次第。
残念ながら全体像までは分からなかった。楽屋は明るく清潔な感じ。暗く雑然としたバックヤードと隣接している。バックヤードの骨材は低く組まれていて、背の高い人だと頭をぶつけそうな感じ。セットは木材で組まれている。戦隊ショーのセットの構造をどれだけ流用しているかまでは分からない。
とにかく、立体的なステージングが楽しいと感じさせる舞台だった。ワイヤーアクションもあった。プロジェクションマッピングも多用されていた。2.5次元舞台は初めてだったが、いい体験をした。
僕は通路側の席だったのだけど、ちょうど前半の最後、雪のシーンでは本西さん演じるたきなが反対側の通路を歩いて行った。映像ではちょっとしか見えなかったが、観客にとっては大きなサービスシーンだった。僕の側の通路は河内さん演じる千束が駆け抜けていった。
舞台「リコリス・リコイル」Life won't wait. を東京ドームシティ・シアターGロッソで鑑賞する。いわゆる2.5次元舞台。近々田舎に帰郷する予定なので、2.5次元舞台をライブで鑑賞するのはこれが最初で最後になるだろう。
シアターGロッソは要するに戦隊ショーをやっている会場だった。さすがに戦隊ショーは見たことがないが、リンゴ・スターのライブコンサートにいった際に覗いたことがある。開場して中に入ってみると、客席の傾斜が強く、上方の席でも見晴らしのよい造りだった。
ステージは四層か、立体的に構築されている。人の出入り口があちこちにあって場面転換で用いられる。舞台裏はどうなっているのだろうと思う。こういう立体的なステージを見る機会ももうないだろう。
ステージの最下層は観客席に隣接していて、最前列の観客だとキャストが間近で見られる。僕の席はH列で前の方だったのでよく見えた。ちょうど座席が通路側だったのだけど、千束が二度側を駆け抜けていった。たきなは反対側の通路だった。
観客は若い男性が多かった。僕のようなシニア層は少なかった。若い女性も結構いた。女性が活躍する作品だから、女性にも支持されているのだろう。
暗転と人の出入りで場面転換を表現している。照明が消えたほんのわずかな時間で演者がその場にスタンバイしている。いつの間に? という感じである。照明は舞台上のはLEDだろう。今時はみなそうか。
一つのステージを立体的に構築し、暗転と人の出入りのみで本来なら多様なシーンからなるストーリーを繋げていっているが、これには高い技術が必要なのではないか。
ここら辺、アンケートではステージングと表記されていた。
2.5次元が2.5次元たる所以はセリフだろうか。生身の演者が演技しているのだけど、セリフはスピーカーを通したものしか聞こえないのである。Gロッソは765人収容可能な大劇場で、後方席まで声を届けるにはマイクとスピーカーを使わざるを得ないだろう。使わなくても可能かもしれないが、発声の仕方が異なってアニメの雰囲気とは違うセリフ回しになってしまうだろう。
僕自身は演技の良しあしは分からない性質だが、キャストの皆さん、それぞれのキャラの化身といった印象だった。舞台俳優の皆さんも声質がいいのだなと思う。
キャストは若い人が多いとはいえ、この公演を一日二回上演するのは結構きつそうだなと思う。
ライブパフォーマンスはやはりライブで見ないと駄目だなと感じる。これまで舞台には行こう行こうと思っていて結局行けてなかったのだけど、今回ようやく願いが叶った。
最後に、Gロッソの座席はクッションが薄く、座ってすぐ尻が痛くなった。
会場には千束とたきなのウェディング・フィギュアも展示されていた。