もぐり・にわか・おまぬ

2014年2月 6日 (木)

外伝

義兄と電話で会話。カムイ外伝がサザエさんの前番組だったと知る。中学3年生だったか、再放送されていた記憶がある。同級生が熱心に勧めてくれたのだが、何故か見なかった。単に部活動で時間が合わなかったのかもしれない。

というか、外伝があるなら正伝(?)があるはずだから、そちらを先に観ないと分からないのではないか? と変な思い込みをしていた所為だと思う。ナンバリングされた作品でも同じ思い込みをしている。

義兄によると全然別物で、むしろ外伝の方が面白いらしい。ちょっと前にブックオフで1巻を買ってちょっと読んでみたのだけど、ああなるほどと思った。

要するに忍者もので、そこから変身ヒーローものと超能力ものに分岐・発展していった源流の一つ。異能バトルは超能力を視覚化したことで爆発的に進化したのだったか、無数のフォロワーを生んだ。

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2012年12月13日 (木)

カミングアウト

実は「子連れ狼」を読んでない。はっきり言ってもぐりレベル。まぁ可処分所得と可処分時間、保管スペースやらでどうしても限られてはくるのだけど。。。

通しで読んでいるのは「Cryingフリーマン」以降にスピリッツで連載された作品くらい。他にも何話か読んでいる作品はあるけど……、いや、全容を追い切れる人ではないと言い訳。

というか、「子連れ狼」の単行本を書店で見たことが無い。神保町でもあったかどうか(流石にあるとは思うけど、目に入ったら絶対に買っているはず)。今はネット通販で買えるから、その言い訳も成り立たないけど。一月ほど前、近所の大型店で単行本が置いてあって「おおッ」と思ったら、1巻はなくガックリした。

「3分間、待つのだぞ」だったか、ドラマでやっていたのはかすかに記憶に残っているのだけど、まだ子供の頃でダークな雰囲気の時代劇は避けていたと思う。数年前に再度ドラマ化されたけど、消化できず予約録画を見送った。

「Cryingフリーマン」のエロスとバイオレンスは刺激が強すぎた。あの頃は性欲を持てあまして、いっそ無い方がいいのにとすら思った。でも、年をとって枯れてくると、それはそれで寂しいという……。

それはともかく12月16日(日)はエレクチオン(総選挙)の日だッ!

<追記>
映画「ロード・トゥ・パーディション」は劇場で観たような記憶がある。それが「子連れ狼」のオマージュとは全然気づかなかった。

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2012年8月25日 (土)

今年で二年

RSSリーダーをチェックすると、今敏監督がお亡くなりになって二年になるとのこと。三回忌。氷川竜介氏のブログ。

僕自身は今監督の作品を一作も観たことがない。義兄にそう言うと驚かれたが(やはり薄いオタなのだ)、ちょうど90年代当たりが空白に近い(名作劇場の再放送などを除く)。00年代もそれ程熱心に観ていた訳ではない。

ただ、幾つかの作品で村井さだゆきが脚本を担当している。村井氏は平成ウルトラシリーズで何本か脚本を書いていて、センス・実力ある人だと思う(※ウルトラシリーズは監督・脚本家の作家性が割と色濃く出る)。

なので、きっかけはあるのだけど(当時、氷川氏が今監督をプッシュしているのは読んでいた)、レンタルビデオ店が遠くなったりで手に取る機会を逸している。ちょうど自分の兄に近い世代の人だし、覗いてみるべし。

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2012年6月30日 (土)

フォビア

昨年の夏、帰省中にドライブした際、邑智郡邑南町(瑞穂町)のコンビニで中古DVDを売っていて、その中にメル・ブルックスの「新サイコ」があった。原題は何とかフォビア(○○恐怖症)。主人公が高所恐怖症なのです。

サスペンス仕立てなのだけど、随所にヒッチコックの「サイコ」や「鳥」いった過去の名作のパロディが織り込まれて笑いを誘う。にわかなもので元ネタはほとんど分からないが(「サイコ」のシャワーシーンはよく引用されますが)、それでも可笑しくて、ここが何かのパロディなのだなという事は分かる。

ヒッチコックは何作か観ているのだけど、残念ながら「サイコ」「鳥」は未見。でも「ヒッチコック? 面白いに決まってるでしょ」とは思っている。

で、右か左か、映像が横方向にパンしていくと、ガチャン!と音がしてカメラが窓枠にぶつかった、(ここで観客はカメラの存在を意識する)というメタネタが所々差し込んであったりもする。

そう、元々そういう作品なのだと分かっているところでメタネタをやるのは効果的だと思うが、いきなりメタネタをやっても……とは思う。

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