女刑事キャグニー&レイシー

2014年7月24日 (木)

二次元と三次元の違い

地下鉄にて。向かい側に座った外国人女性がタイン・デイリーに似た顔立ちの人だった。彫りが深いとああいう眉になるのだなぁと感心。映像だけでは実感できなかった。

 

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2013年1月26日 (土)

女刑事キャグニー&レイシー 北米版DVD-BOX 収録タイトル一覧

<2013.11月追記>
AmazonでCagney & Lacey: Complete Collection [DVD] [Import] (2012) が入手可能になりました。 私が入手した32枚版と違い36枚組で、おそらくパイロット版や幻の第一シーズン、シリーズ終了後のスペシャルドラマも収録された完全版でしょう。
リージョン1ですが、パソコンでの視聴はできるかと。
※字幕に関する記載が無いので32枚組同様、英語字幕は無いと思われます。

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↓以下、32枚版について

Cagney_and_lacey_dvdbox01 Cagney_and_lacey_dvdbox02
"14 Emmy Award Winner"
32 Discs/119 episodes Includes the entire TV series with Sharon Gless and Tyne Daly
パッケージに貼られていたシールの文言です。

Cagney_and_lacey_dvdbox03 Cagney_and_lacy_package01
2枚のDVDが重なっていますが、若干の段差は設けられています。
ここまではホクホク顔だったのですが、再生すると英語字幕が無く、激しい脱力感が、、、よく確認しなかった私が悪いんですけどね。。。

実際に観てみると、登場人物の区別がつき易いのと刑事ドラマなので何やっているかは言葉が分からなくてもおおよその見当はつきます(公式サイトのエピソード・ガイドで補足可能)。

Cagney & Lacey  The Complete Series
第1巻:THE TRUE BEGINNING
DISC 1
Ep.  1: WITNESS TO AN INCIDENT
     薬局を襲った強盗犯を追跡中に起きた制服警官の誤射事件
      2: ONE OF OUR OWN
     レストランで起きた誤射殺人事件(会計士と誤認)
      3: BEAUTY BURGLARS
     美容院への強盗犯と盗品売買
      4: HIGH STEEL
     ビル建築現場で起きた殺人事件。
     ハービーは内耳(平衡感覚か)に疾患を抱えている
DISC 2
Ep.  5: HOTLINE
     テレクラ(今で言う出会い系サイト)を発端とした殺人事件
      6: INTERNAL AFFAIRS
     ハイジャック計画を内偵中のイスベッキの情報が漏洩していた
      7: MR.LONELYHEARTS
     孤独な老人を狙った結婚詐欺(※娘を捜す老人かと思ってました)
     米国ならではの展開。日本だと泣き寝入りか
      8: CONDUCT UNBECOMING
     拳銃の不正取引の潜入捜査。
     だが、捜査官の過去の行ないが明るみとなって外されてしまう
     宝くじで署内が盛り上がる
DISC 3
Ep.  9: I'LL BE HOME FOR CHRISTMAS
     10: RECREATIONAL USE
     11: HOPES AND DREAMS
     12: THE GRANDEST JEWEL THIEF OF THEM ALL
DISC 4
Ep. 13: AFFIRMATIVE ACTION
     14: OPEN AND SHUT CASE
     15: JANE DOE #37
     16: DATE RAPE
DISC 5
Ep. 17: BURN OUT
     18: CHOP SHOP
     19: LET THEM EAT PRETZELS
     20: THE GANG'S ALL THERE
DISC 6
Ep. 21: A CRY FOR HELP
     22: THE INFORMANT

第2巻:BACK BY POPULAR DEMAND
DISC 1
Ep.  1: MATINEE
      2: KILLER'S DOZEN
      3: VICTIMLESS CRIME
      4: THE BOUNTY HUNTER
DISC 2
Ep.  5: PARTNERS
      6: THE BABY BROKER
      7: CHOICES

第3巻:SUCCESS AT LAST
DISC 1
Ep.  1: CHILD WITNESS
      2: HEAT
      3: INSUBORDINATION
      4: OLD DEBTS
DISC 2
Ep.  5: FATHERS & DAUGHTERS
      6: TAXICAB MURDERS
      7: AN UNUSUAL OCCURRENCE
      8: THANK GOD IT'S MONDAY
DISC 3
Ep.  9: HOOKED
     10: LADY LUCK
     11: OUT OF CONTROL
     12: AMERICAN DREAM
DISC 4
Ep. 13: HAPPILY EVER AFTER
     14: RULES OF THE GAME
     15: STRESS
DISC 5
Ep. 16: WHO SAID IT'S FAIR? PART I
     17: WHO SAID IT'S FAIR? PART II
     18: LOST AND FOUND
     19: TWO GRAND
DISC 6
Ep. 20: CON GAMES
     21: VIOLATION
     22: ORGANIZED CRIME

第4巻:EVEN MORE SUCCESS
DISC 1
Ep.  1: ON THE STREET
      2: ORDINARY HERO
      3: THE PSYCHIC
      4: LOTTERY
DISC 2
Ep.  5: ENTRAPMENT
      6: THE CLINIC
      7: MOTHERS & SONS
      8: FILIAL DUTY
DISC 3
Ep.  9: OLD GHOSTS
     10: POWER
     11: PLAY IT AGAIN, SANTA
     12: THE RAPIST
DISC 4
Ep. 13: ACT OF CONSCIENCE
     14: D.W.I.
     15: THE GIMP
     16: FAMILY CONNECTIONS
DISC 5
Ep. 17: POST PARTUM
     18: THE MAN WHO SHOT TROTSKY
     19: EXIT STAGE CENTRE (※"CENTER"の誤植)
     20: CAPITALISM
DISC 6
Ep. 21: EXTRADITION
     22: A SAFE PLACE
     23: MODEL CITIZEN
     24: PARTING SHOTS

第5巻:QUALITY CONTROL
DISC 1
Ep.  1: SCHEDULE ONE
      2: CULTURE CLASH
      3: SORRY, RIGHT NUMBER
      4: DISENFRANCHISED
DISC 2
Ep.  5: ROLE CALL
      6: THE ZEALOT
      7: MARATHON
      8: RITES OF PASSAGE
DISC 3
Ep.  9: REVENGE
     10: THE RAPIST PART II
     11: COST OF LIVING
     12: WASTE DEEP
DISC 4
Ep. 13: FAVORS
     14: AHEAD OF THE GAME
     15: EASY DOES IT
     16: TO SIR WITH LOVE
DISC 5
Ep. 17: DIVINE COURIERS
     18: RIGHT TO REMAIN SILENT
     19: SPECIAL TREATMENT
     20: HAPPINESS IS A WARM GUN
DISC 6
Ep. 21: TURN, TURN, TURN, PART I
     22: TURN, TURN, TURN, PART II

第6巻:WINDING DOWN
DISC 1
Ep.  1: NO VACANCY
      2: THE CITY IS BURNING
      3: LOVES ME NOT
      4: DIFFERENT DRUMMER
DISC 2
Ep.  5: YOU'VE COME A LONG WAY, BABY
      6: VIDEO VERITE
      7: GREED
      8: SECRETS
DISC 3
Ep.  9: DON'T I KNOW YOU
     10: OLD FLAMES
     11: TRADING PLACES
     12: SHADOW OF A DOUBT
DISC 4
Ep. 13: HELLO/GOODBYE
     14: SCHOOL DAZE
     15: LAND OF THE FREE
     16: A CLASS ACT
DISC 5
Ep. 17: BUTTON, BUTTON
     18: AMENDS
     19: FRIENDLY SMOKE
     20: YUP
DISC 6
Ep. 21: A FAIR SHAKE, PART I
     22: A FAIR SHAKE, PART II

※公式サイトのエピソードガイドとは異なる収録順の巻もあります(※公式サイトによると、撮影順や放送順でなくシノプシスの構想順の様です)。

※公式サイトの定義だと、シャロン・グレスがクリス・キャグニーを演じるのはシーズン2からで、シーズン1は別の女優さんが演じてます(パイロット版はまた別の女優さん)。DVD-BOXの標記と紛らわしいので要注意。

※ちなみにシーズン1(公式の定義だとシーズン2:要するにシャロン・グレスが登板する回)のDVD-BOXが単品で売られていますが、それには英語、スペイン語の字幕が収録されていると表記されています。それ以外のは字幕に関する記述がないので、無いのでしょう。

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「女刑事キャグニー&レイシー」の概略を記憶頼りでまとめてみた

<2013.11月追記>
AmazonでCagney & Lacey: Complete Collection [DVD] [Import] (2012) が入手可能となりました。
私が入手した32枚版と違い36枚組で、おそらくパイロット版や幻の第一シーズン、シリーズ終了後のスペシャルドラマも収録された完全版でしょう。
リージョン1ですが、パソコンでの視聴はできるかと。
※字幕に関する記載が無いので32枚組同様、英語字幕は無いと思われます。
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しばしば挙げてきたのだけど、内容に関して全く触れていなかったので、概略を紹介する。
「女刑事キャグニー&レイシー」はニューヨーク市警第14分署に勤務している二人の女性刑事――クリス・キャグニー(シャロン・グレス)とメリーベス・レイシー(タイン・デイリー)を描いたドラマ。二人とも劇中で40歳になった回があったので、番組初期は30代半ばから後半の年齢。
刑事ドラマだけど、「真犯人は誰か?」といった推理もの的な要素は薄い。殺人や強盗、誘拐ばかり起きる訳でもない。代わりにクリスとメリーベスそれぞれの家庭や被害者を巡るドラマがじっくりと描かれている。
メリーベスは家庭を大事にするタイプ。二人の息子と夫(ハービー)がいる。ハービーは確か建設業だったと記憶しているけど、80年代当時の米国は不況に悩まされており(日米貿易摩擦が社会問題と化した時期)、フルタイムで仕事がある訳ではない(※ハービーは内耳に疾患があり、そのため建築現場に復帰できないようだ)。妻のメリーベスが家計を支えている一面がある。
ネタバレになるけど、メリーベス役のタイン・デイリーが制作中に妊娠したため、メリーベスも妊娠・三人目を授かることになる。
クリスは独身で上昇志向が強いタイプ。美人なので誘惑も多い。後にそのことで彼女自身が苦しむことになる。これは番組後半の大きな物語軸となる。父親(チャーリー)がいて、妻(クリスの母)には先立たれてやもめ暮し。時折クリスが顔を覗かせる。アルコール依存症で更正プログラムを受けているが、何かのふとした折に飲んでしまうことがあって、クリスを苛立たせる。
脇を固める男性刑事たち。サミュエル警部は恰幅の良い男性。二人の良き理解者でもあるが、たぬき親父的な一面もあり。イスベッキは白人の男性刑事。署内ではやや浮いている。ペトリは黒人の男性刑事。この人はいい人。奥さんも時々ドラマに登場する。他、内勤巡査部長や定年間際っぽい(嘱託か?)男性職員などが登場する。要するに、キャラもしっかり描き分けられている。

社会派のドラマと呼ばれることも多く、僕自身、ドメスティック・バイオレンス(DV)やセクシャル・ハラスメントという概念をこの番組で知った。

米国での本放送は1982年から88年まで。僕が見はじめたのは87年くらいからなので、本国では既に番組後半だったことになる。なので、80年代に既にDVやセクハラといった問題が顕在化(※問題自体はいつの時代にもあることだと思いますが、それが定義されたということ)、そしてそれをいち早くドラマに取り入れていたことが窺える。

変わり種ではコンピューター犯罪の回もあった。パソコンではなく銀行の勘定システムなのだけど、個人預金の利息の端数分だけを横領する。塵も積もればで巨額の横領事件なのだけど、被害者個々人としては1セントにも満たない被害金額なので……というもの。このネタ、後に日本のアニメでもやったらしいです(生憎と未見)。

他、米国なので銃器を携行しているのだけど、ペイント弾を撃つ回もありました。射撃訓練中の二人の会話なんてシーンも度々描かれています。

二人で車に乗っているシーンも度々描かれるのだけど、運転中なのに会話で振り向くことが多く、実際にあれをやったら危ないだろうなと思いつつ、女性らしい癖とも見えたり(※撮影中は車をクレーンか何かで吊っているはずですが)。

女性問題も多く取り上げられていて、被害者の女性をメリーベスとクリスが担当する回も多い。それに留まらず、メリーベスやクリス自身が過去に問題を抱えた女性であったことも明かされる。

つらつらと書いてきたけど、刑事パート/家族パートそれぞれが高いレベルにあり、且つバランスが良い。番組途中からの視聴でもすんなり入ることができた。そういう点で分かり易い構成でもある。1980年代を代表する海外ドラマと言っていいだろう(※ちなみに、よみうりテレビでは最終2話が放送されていないのだとか)。

「踊る大捜査線」を見ていると、冒頭シーンでガヤガヤした署内がしばしば描かれている。「キャグニー&レイシー」を見ると、それに近い雰囲気で(しょっ引かれてきた容疑者が留置場に入れられるシーンも多い)、「踊る大捜査線」が米国の刑事ドラマの影響を受けていることなんかも窺える。

主人公が女性刑事二人のコンビでバディもの。二人ともおばちゃんだけど魅力的な女性でもある。働く女性なら尚のこと共感し易いだろう。トイレの洗面台の前で二人して不満をぶちまけるシーンも多い。

ちなみに姉に勧めて実際に観てもらったのだけど、「クリスとメリーベス、どっちが好き?」と訊かれた。これには急所を突かれた様な気がした。僕自身はメリーベス派。なにせ、テレビを偶々つけていたら、「メリーベス」という名の女性が登場するのだ。思わず画面に見入ってしまった。萩尾望都「ポーの一族」のメリーベルと一字違い。美少女のメリーベルと違って、メリーベスは太ったおばちゃんだったけど。実はそんなくだらないきっかけ。でも、メリーベスでなかったら、スルーしてしまったかもしれない。

ちなみにタイン・デイリーの眉、あれって地毛もそうなのか長年の疑問でもあります (^ ^;

吹き替えはクリス役が吉田理保子さんで、メリーベスが弥永和子さん。吉田さんは「アルプスの少女ハイジ」のクララ役が有名か。弥永さんはシガニー・ウィーバーの吹き替えなど洋画や海外ドラマでよく登場する印象。タイン・デイリーとは声質が違うのだけど、メリーベスのイメージにぴったりで、むしろ吹き替え版の方に馴染んでいるくらい。

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2012年で30周年なのですね。シリーズを網羅した北米版DVD-BOXがリリースされたのですけど、入手したところ字幕(英語)がメニューにありませんでした(20数年ぶりの再会なのに…)。ということで語学の教材には向いてないです。シーズン1のBOXには英語、スペイン語の字幕があるようなので、とりあえずシーズン1のBOXだけという選択肢もあるかもしれません。

※公式サイトの定義だと、シャロン・グレスがクリス・キャグニーを演じるのはシーズン2からで(トゥルー・ビギニングと謳われている)、シーズン1は別の女優さんが演じてます。パイロット版はまた別の女優さん。DVD-BOXの標記と紛らわしいので要注意。

タイン・デイリーは「ダーティーハリー3」で新米刑事役で登場。このときはスリムな体型でした。ケイト・ムーア刑事はレイシー刑事に転生したのでしょうか。滑舌の良さが羨ましいです。

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2013年1月25日 (金)

何だかんだで視聴する

「女刑事キャグニー&レイシー」の北米版DVD、とりあえず最初のエピソード "WITNESS TO AN INCIDENT" を視聴。過去に視聴した作品で、映像だけでも漠然とした粗筋は分かる。古いパソコンで観ているので、画質の善し悪しは分からない。液晶だと暗いシーンが黒つぶれしてしまうのが難点。リマスターされた映像だということは分かる。1枚に最大4話収録されている。最近は圧縮効率が良くなったらしいので、最高画質でなくとも十分なのかもしれない。

観ていて何か観たことあるエピソードだなと思いつつ考えるに、全エピソードが125話。公式サイトによると、シャロン・グレスがクリス・キャグニー役を務めるのは第2シーズン(この辺、DVDの標記と違って紛らわしい)からなのだけど、日本で通年放送する分には2年半分くらいで済む(※米国だと1年2クールで、残りは再放送だったか、日本とサイクルが異なる)。それで観たのかもしれない。

米国での放送順は分からないのだけど、"WITNESS TO AN INCIDENT" はクリスとメリーベスが対立を乗り越える重要回で、敢えてこれをトップに持ってきたのかもしれない。

20年ぶりに観て、署内の雑然とした雰囲気が刑事ドラマらしいと感じる。クリスとメリーベスが電話やら何やらしている背景でモブの役者さん達が細々とした演技をしている。何となくあの世界の中に入って留置場に押し込められたら楽しいかな等と考える。刑事たちとの噛み合わない会話がまた良いのだ。

時代を感じさせるのは自動車。大型で角張ったデザインの車が数多く登場する。80年代後半から90年代に入ると、曲線を多用したデザインに変わるので、それ以前のモデルだと分かる。日本で放送されていたのは80年代後半から90年代半ばにかけてで、車のデザインが古いなと感じつつ時代がずれていることに気づかなかった。

他、署内でメリーベスがタイプライターを使用しているシーンがある。

台詞はほとんど聞き取れないけど(ある日突然聞き取れるようになったら奇跡ですが、そんなことは起こらない)、映像だけで見入ってしまう。

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公式サイト(英文)

「女刑事キャグニー&レイシー」公式サイト(英文)
Cagney & Lacey the official website
http://www.cagneyandlacey.com/

Episode Guide(英文)
http://www.cagneyandlacey.com/about-cagney-lacey/about---episode-guide
エピソードガイドのページ。キャラクターの概要と各エピソードのシノプシスがシーズン別に収録されています。

All Episodes - Bibles(英文)
http://www.cagneyandlacey.com/about-cagney-lacey/about---episode-guide/all-episodes---bible
上記、エピソードガイドをPDF化したものが入手できます(英文)。全部で52ページ。

<追記>
PDFを印刷したところ、「ゲェッ!ノンブルが振られてない!」となる。逆順印刷も忘れてた。こういうのが多いな。。。というか、一生直らない。

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2013年1月19日 (土)

まぐれで当たりを引く

義兄が上の姉を評して曰く「まぐれで当たりを引く才能がある」。これを読んで笑ってしまったが、兄姉の中で一番近いのは自分。姉を見ていると、どことなくふわふわしていて「自分もこういう風に見えているんだろう」と感じる。

ま、本当の才能/実力は皆無だけど、まぐれ当たりを引く才能くらいあってもいいかもしれない。

面白い作品に出会ったときは実際そう感じることもある。でも、実のところは既に定評のあるものがほとんどで、単に波長が合った程度の話。もちろん外れも沢山引いている。

このブログの結論。
別に終了/閉鎖ではないけど、何か一つだけ選ぶなら「女刑事キャグニー&レイシー」を迷わず勧める。これも定評ある作品だけど、一部の地域で深夜帯に放送されていたドラマなので未見の人も多いはず。

とあるサイトによると「何回かに一回は大当たりの回があって」との評。残念ながら、国内では映像パッケージ化されていない。CSでは放送されたことがあるので、それを待つ、もしくは英語のできる人なら北米版のDVDを買うべし。

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2012年5月20日 (日)

ひょんなことからアンテナに引っかかる

当時、別の番組でもひょんなことからアンテナに引っかかることがあった。「女刑事キャグニー&レイシー」という米国製ドラマ。主役は三十代後半の女性刑事二人。クリス・キャグニー(独身)とメリーベス・レイシー(家族持ち)。メリーベスという名が萩尾望都「ポーの一族」に登場するメリーベルを連想させた。

メリーベルはまごうことなき美少女(ヴァンパネラ)だが、メリーベスは有能な刑事ではあるが、どこからどう見ても普通の(太めの)おばちゃんである。しかし、しばらく観ているうちに「これは面白いぞ」と気づいた。

何気なく観ていたが、いつの間にか惹き込まれてしまった。良いドラマだとそういうことがままある。

実際、米国ではエミー賞を何度も受賞する人気シリーズだった。記憶にはあるのは雑誌「ニュータイプ」だったか、とあるコラムで「キャグニー&レイシーに比肩しうる刑事ドラマが日本にあるだろうか?(無い)」と読んだ記憶がある。当時の日本の刑事ドラマはアクション中心で荒唐無稽な作風のものが多かった(残念ながら特捜最前線シリーズは観ていない)。

殺人・強盗・誘拐だけが刑事ドラマではないと教えてくれた作品。

ちなみに作品冒頭でかかるオープニングテーマはビル・コンティの作曲。「ロッキー」の人。

また再放送してくれないかなと思いつつ、その機会に恵まれない。日本向けのDVDは未だリリースされておらず。アマゾンをみると英語版なら入手できるようだが、さてどうしたものか。

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