ライトノベル・ノベルス

2024年10月 2日 (水)

江の島に行く 2024.10

江の島に行く。横浜駅に出て横須賀線で鎌倉駅で下車する。実は長年、横浜から鎌倉に直接行けると知らなかった。藤沢から行くものと思い込んでいた。鎌倉から江ノ電に乗る。

江ノ電・鎌倉駅

江ノ電は平日だが観光客で混雑していた。七里ガ浜を一応ではあるが車窓の風景として見ることができた。江ノ島駅で下車する。弁天橋を渡って仲見世通りを通って江島神社の辺津宮まで来たところで息が切れてこれ以上は先に進めないとなり、引き返す。

江の島と片瀬海岸

片瀬海岸で休憩した後、帰りは湘南モノレールで大船まで出る。モノレールは見晴らしがよくて乗っていて楽しかった。

湘南モノレール

「海街diary」「Just Because!」「青春ブタ野郎」など湘南を舞台にした作品は多いが、ようやくアリバイ的にではあるが訪れることができた。横浜の近くにきれいな海岸線があるのだなという印象。元々、時々海が見たくなる性分だったので盲点だった。

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2024年6月27日 (木)

ロキシーとシルフィがまず登場

理不尽な孫の手『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1』を読む。一巻ではロキシーとシルフィが登場する。現在アニメではシルフィが妊娠してロキシーを二人目の嫁として迎える云々という展開となっている。そういう意味では伏線回収のターンまで来ていることになっている。アニメでは分からなかったが、グレイラッド家のメイドのリーリャはパウロの姉弟子に当たる人物だったり、シルフィはルーデウスと引き離されることについては納得していたことが分かった。エリスの登場は二巻以降となる。

文体などは割と合っていてスルスルと読めた。異世界が舞台だから一夫多妻制でも無問題だし、かといって無節操ではなく選ぶべきヒロインをしっかり選んでいるところが人気の理由だろうか。

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2024年6月23日 (日)

下読みアンケートが話題

文學界編集部『大解剖!文學界新人賞』を読む。冒頭の下読みアンケートに「あと中年以上の男性会社員が娘くらいの歳の女性にモテる小説はもう読みたくないです。」という一文があり、SNSで話題となった。僕も自分の娘くらいの女性(当時19歳で美人)に遭遇したことはあったが、全く関心を持たれなかった。そういう意味ではドリーム小説である。まあ、金や権力のある人ならモテるかもしれないけど。

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2024年6月13日 (木)

映画と原作小説ではペース配分が異なる――高山一実『トラペジウム』

高山一実『トラペジウム』を読む。映画の原作小説。仲間探しのシークエンスで始まるのですぐに気づくが、映画はサクセスストーリーという強固な、しかし現在では陳腐化したフォーマットを踏まえつつ、そこに東ゆうというサイコパスっぽさを持つ異物を放り込むことで王道展開を崩し、しかしながら納得のいく着地点に落とすという誰にでもできることではないことをやってのけていた。という訳で原作小説に興味を抱いた。

で、実際に読んでみると、一部ネタバレになってしまうが、ゆうがテレビ局とのコネを得る段階で全体の7割まで進んでいた。そういう点では映画と原作小説とではペース配分が異なっている。

文章作法。これは業界の慣習で絶対ではない。昔の小説だと 。」も珍しくない。おそらく著者の個性として残したのだろうが、こんなものは置換してしまえば一発で消せるものなのだから、こんな些末なところで個性を主張しなくてもよかったのではないか。

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2024年5月21日 (火)

またしてもネタバレを喰らう

「無職転生」の原作小説、WEB版は280万文字を2年半で投稿した、しかも作者は勤め人だという話を読む。単純計算すると、ほぼ毎日3000字くらい執筆していたペースになる。勤め人が自由になる時間は一日で1時間半から2時間くらいがせいぜい。ほぼ執筆に当てないと書けないボリュームだろう。休日以外でのインプットは難しい、大長編の構想が既に頭にあって書いたというところだろうか。僕には長編を書く筆力がないので驚かされる。

……で、ついでにネタバレも喰らってしまう。異世界だからOKな価値観なのかもしれない。古代日本はそうだった。ここは削除されたそうだからアニメ化されることはないだろう。

……削除されたとされる部分がつい気になって読んでしまう(※ネットに魚拓がとられていたので)。うーん、エリスはともかくロキシーまで……という感想。

WEB版は規約上削除せざるを得なかったかもしれないが、書籍には収録しても良かったのではないかという気もする。禁断の関係が描けないなら、神話など発禁になってしまう。

読んでみたところ、文体はアニメのモノローグと言うかナレーション風と言うか、ルーデウスの独白が主体のようだ。これなら気楽に読めるかなと思ったが、多分30巻くらいの大長編だから読破は難しいだろう。

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2024年5月12日 (日)

読破する自信はない

「指輪物語」をちょっとだけ読んでみる。入りづらいとされる序章だが特に問題なく読めた。超長編なので読破できるかは自信ないが。

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2024年5月 8日 (水)

本編はこれにて完結――米澤穂信「冬期限定ボンボンショコラ事件」

米澤穂信「冬期限定ボンボンショコラ事件」を読む。小市民シリーズの最新刊。本編はこれにて終了だそうだが、短編集は刊行される可能性があるかもしれない。

これはネタバレの範疇に入らないと思うけど、僕も園児のときに自動車事故で大腿骨を骨折してしまったことがある。骨がずれたので切開して繋ぎ合わせる手術をした。手術後は石膏のギブスで固定され、下半身がミイラのようになった。排泄はどうしていたのか記憶にない。ギブスがとれた後、歩けなくなっていた。父によると手術した脚の方が細くなっていたという。傷跡は27針くらいでムカデみたいとよく言われた。

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2024年4月28日 (日)

スクレイピングされたらどう対処すればいい?

小説投稿サイトに投稿された小説のデータが生成AIにスクレイピングされたとXで話題になっている。僕のも含まれているだろう。どう権利を守っていくか。

漫画やイラストは絵柄で判別がつくが、小説の場合は被害を立証するのが困難だろう。

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2024年4月27日 (土)

丁寧な物腰

Xでラノベ作家の榊一郎氏にリプを飛ばす。すると丁寧なリプが返ってくる。さすがに業界で長年生き残っている人だけあって見ず知らずの一般人にも物腰が柔らかい。クリエイターには偏屈な人も多いのではないかと思うが、そうでないと生き残れないのかもしれない。

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2024年4月10日 (水)

イラストの誘引力を実感

カクヨムのアプリでネクストのページを閲覧してみる。連載中の小説がイラスト付きで表示される。すると、読んでみようかなという気持ちが生じた。他のページだと文字列だけの羅列なのだが、それだとどれを選んでいいか分からなくなるのである。イラストの有無で印象がかなり異なるとは思わなかった。

もちろん、イラストの有無/巧拙で差が出ないように配慮されての措置であることは理解している。ラノベは表紙買いするものだけど、表紙の力を実感させられた。

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