少年漫画

2025年5月 5日 (月)

千夏の優しさとストイックさは両立するか――アオのハコ

「アオのハコ」の単行本を読み進めている。画力は高いが、描きこみ過ぎてもいないのだろう、読みやすいと感じる。

作者のプロフィールを確認したら女性だった。アニメを見始めた際、絵柄的に少女漫画原作かと思っていたら週刊少年ジャンプ連載作品だと知って驚いた。

ヒロインの千夏は性格が良くて優しい一つ年上のお姉さんとしての面とバスケでは貪欲に勝利を追求するスポーツ少女としての面とがある。僕は極度の運動音痴なのでよく分からないのだが、その両面は両立するものなのだろうか? そういう意味では雛の方が分かりやすいキャラではある。

千夏がプレーを巡って他責的に振舞う描写は見られない。むしろストイックさが描かれている。

僕自身、迷走していた時期に年上の女性の優しさや温かさに触れて救われた思いをした経験がある。その人は武道を嗜んではいたけれど、強豪という訳ではなかった。

……という訳で、ミソジニーにもなりきれなかったりする。

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2025年3月 5日 (水)

次巻から核心部分に突入か

「SPY×FAMILY」第15巻を読む。今はジャンプ+で最新話は追っているのだけど、単行本も買っている。マーサ(※ベッキーの付き人)の過去編後半。次巻からは物語の核心部分に入っていくかもしれない。

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2025年2月28日 (金)

御大の気力次第か――聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

車田正美『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』最終巻を読む。星矢たちの物語はまだ続くが、車田先生にその気力があるか……といったところだろうか。

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2024年12月30日 (月)

マガジンの美少女枠

「甘神さんちの縁結び」第13話までをバンダイチャンネルで視聴する。2クール作品らしい。京都の神社が舞台だが、観光地化されていない神社は地元の人たちにとっては貴重なのではなかろうか。僕はマガジンは購読したことがなかったと思うが、マガジンには昔から美少女枠みたいな作品は連載され続けているようだ。

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2024年7月28日 (日)

美術の世界でもあるのだろうか

藤本タツキ「ルックバック」を読む。映画がXで評判がいいので読んでみた。現状、バタバタしており映画に行ける状況でないのもある。互いに才能を認め合う少女がコンビを組んで漫画家を目指す。夢は叶うものの、進路で両者の思惑がすれ違って……という内容。これは京アニの例の事件から着想を得たのだろうか。美術系でもパクり騒動というものはあるのだろうかと思ったが、考えてみれば写真の世界は著作権侵害が問題になったりする世界だった。

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2024年5月15日 (水)

ジャンプ+アプリを使う

ジャンプ+で「SPY×FAMILY」と「推しの子」の最新話まで読む。これまでは単行本で追いかけていたのだけど、無料で最新話まで配信されているのだからと読んでみた。ネタバレ防止にはいい。

「推しの子」はあかねが神木の視界に入ってしまった。あかねが危機に陥る展開もあるかもしれない。

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2024年5月 9日 (木)

先代のパピヨンが登場

「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」第15巻を読む。この巻では先代のパピヨンが登場する。パピヨンのミューはムウかシャカでないと倒せないのではというくらい強力な超能力者だったが、先代のパピヨンは能力者ではないようだ。

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2024年4月18日 (木)

これはこれでまあ

「聖闘士星矢 The Beginning」をAmazon Prime Videoで見る。公開は去年のゴールデンウィーク頃だったと記憶しているが、当時は入退院で安静にしておらねばならず映画館に行けなかった。実写だと星矢の世界をこういう風に解釈するんだという印象。これはこれでまあというところ。車田漫画のバトルを実写で描くと一瞬で終わってしまうからこういう風にせざるを得ないのだろう。映画は大コケしたらしいが、むしろドラマの方が良かったのではないかという気もする。

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2024年4月12日 (金)

少年漫画の王道――荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の漫画術』

荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の漫画術』を読む。『ジョジョの奇妙な冒険』などの作者による創作論。基本的には少年漫画の王道についての解説がされる。基本的には上げ、上げ、上げで展開すべしとのこと。マイナスからのスタートはOK。荒木氏はジョジョ第一部と第二部の人気は低かったと認識しているようにも読める。記憶の限り、ジョジョの掲載順位は真ん中の上くらいだったか、ランキングで言えばそれほど上位ではなかった。といっても当時の掲載陣は凄い顔ぶればかりだったのだが。おそらく第三部でスタンド(幽波紋)を編み出してジョジョの世界が確立されたということなのだろう。スタンドは超能力の視覚化、キャラ化だったからその後の異能バトルに多大な影響を与えた。弱者は弱者なりの戦法をとり得るというのも荒木氏の地頭の良さによるものだろう。

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2024年3月10日 (日)

原作読むか

鬼滅の刃のネタバレをディズニー関連のスレッドで喰らってしまう。意図的にネタバレして楽しみを奪う悪意はないのだが、頼まれてもいないのにその後の展開を書いてしまうのである。つまり、良かれと思ってやっているのである。対策は原作漫画を買って読む他ない。

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