ローカルねた

2024年10月13日 (日)

秩父鉄道・鉄道むすめ・桜沢みなの――長瀞駅にて

秩父鉄道・長瀞(ながとろ)駅に展示されていた鉄道むすめ。桜沢みなの。

秩父鉄道・鉄道むすめ・桜沢みなの
秩父鉄道・鉄道むすめ・桜沢みなの
長瀞駅ホームと鉄道むすめ
秩父鉄道・長瀞駅
秩父鉄道・長瀞駅

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2013年2月16日 (土)

中国地方にコンテンツ産業は根づくか?

平成18年度中国地域におけるアニメ等コンテンツを活用した地域振興方策調査(※PDFファイル)
http://www.chugoku.meti.go.jp/research/sangyoshinkou/h18fyanime_report.pdf
経済産業省 中国経済産業局

ちょっと古い資料だけど、129ページもあるレポート。

>島耕作バス(山口県岩国市)

活用事例にこんなのがあって笑ってしまった。

芸術性寄りの「広島国際アニメーションフェスティバル」と商業性重視の「広島アニメーションビエンナーレ」とあって交互に開催、芸術性と商業性の融合を模索中らしい。

ざっと読んだのだけど、アート系アニメーションの常設展示場があればいいのにと思った(※古い資料なので現状は分かりません。麻生政権時代に構想され頓挫した国立メディア芸術総合センターがそうかもしれない)。

漫画・アニメといったコンテンツの発信元はどうしても首都圏に固まってしまう。一方、ゲームは地方でも発展する余地があるといったところだろうか。「ぷよぷよ」のコンパイルとか福岡のレベルファイブとか。大学の工学部に加えて高専にも有能な人材となりうる学生たちがいる。

僕の出身地だと「天然コケッコー」「砂時計」が漫画から映画化された成功事例として取り上げられていた。ただ、島根県石見地方は交通の便が悪く(飛行機は一日一便)、加えて魅力的な景観は多々あるものの、道路事情も良くない(集落と集落を結ぶ道路なのにジャスト一車線しか無い地区も多々ある)のが難点としてあるだろう。

2013年3月末で鳥取道と松江道が全通した。鳥取は関西地方へ、出雲地方は広島・山口・北九州(数年後には尾道を経由して愛媛へと繋がる)方面へのアクセスが格段に良くなった。コンテンツ産業には直接関係ないけど、行き来しやすくなって人の交流が増えるとは思う。県外出身で学生時代を松江で過ごす人とか。

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2012年12月 6日 (木)

漫画・アニメ・ゲームetcで町おこし

週刊 あにまの
http://www.asahi.com/area/tottori/articles/list3200055.html
朝日新聞・鳥取総局の地域情報。漫画・アニメ・ゲーム等(※実写もあり)で町おこしする人々を取り上げたコラム。「国際まんが博」も取り上げている。

さぶかるアンテナ ‏@sabukaru_ante
https://twitter.com/sabukaru_ante
朝日新聞・鳥取総局のアカウント


鳥取と島根に限るけど、山陰でも出雲~松江~安来~米子・境港は宍道湖・中海圏と呼ばれ、日本海側では新潟、北陸に次ぐ規模を誇る地域。宍道湖・中海圏は地域文化の集積地でもあり、観光地としても知られている。今年、島根県で催された「神話博しまね」は好調だったとのこと。

一方、「国際まんが博」は盛り上がりに欠けたという報道も目につく。こういうイベントはノウハウが無いと運営自体が難しいのだろう。

余談。
境港の水木しげるロードには二度行ったことがある。「ゲゲゲの鬼太郎」は何度かリメイクされたけど、特に古びずに子供からお年寄りまで幅広い世代に受け入れられているのが凄いと思う。

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2012年6月 4日 (月)

閉校だとか

浜田市立後野小学校が閉校になると知る。赤瓦の木造校舎で映画「天然コケッコー」のロケ地の一つ。
原作漫画の舞台のモデルは旧那賀郡(現・浜田市)三隅町だとされている。実際、シゲちゃんの郵便局のモデルとなった白壁の家屋があったりした。映画のロケは主に山間部の金城町で行なわれたようだ。

浜田市立後野小学校
浜田市立後野小学校

※写真は校門の外から撮りました。

この作品が地元を舞台(のモデル)にしていて良かったと思う。僕は原作でいう森町の方の出身だが、地元がロケ地という情報を知らなければ、この作品に出会うことはなかったろう。ひょっとすると脚本が渡辺あやさんという繋がりで観たかもしれないが、いずれにしても劇場では観なかっただろう。

くらもちふさこさんの作品は「天然コケッコー」しか読んでいない。それでも単行本で14冊くらいあったが。読んですぐ「これは凄い」と思わされた。デッサンがしっかりしているのだろう、力強さを感じさせるタッチの絵ときめ細かな心情描写。並の漫画家とは格が違う、そんな印象だった。

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2007年4月25日 (水)

ツボ

「天然コケッコー」(くらもちふさこ 集英社)1巻をやっと読み終える。やっぱ脳の老化が著しい。少女漫画らしいキメ細やかな心理描写、日本海側の風景の描写などしっかりとしたタッチで描かれている。

東京から越してきた少年に田舎の少女たちがあれこれ気をつかうのだが、実際どんなものだろう。田舎コンプレックス(かどうかまだ分からないけど)はむしろ大人になって都会に出てからな気がする。極論すれば東京も町や村の巨大な集合体である。最初の巻だけを読んでなのものなので、十数巻ある最後の方でどうなるかは知らない。

僕の少ない引き出しでいえば「スター・ウォーズ」や「アメリカン・グラフィティ」なんかだと「巣立つ」ことがモチーフとしてあるので田舎もののツボを刺激して凄く共感できるのだけど、「天然コケッコー」は作者の方は都会育ちだそうなので、その辺視点が違うのかもしれない。というか主人公たちはまだ巣立つ年齢じゃないし。

ちなみに、女の子は「わし」ではなくて「うち」が多かったと記憶している。

<追記>
誤解のないように書いておきますが、キメ細やかな心理描写、風景の描写などしっかりした土台があるよく出来た作品という認識です。たまたま読んだエピソードで、僕が少年(大沢くん)にあまり感情移入できてないだけです。島根県石見地方をモデルとした架空の世界だから、あまり細かくつっこんでも意味ないですね。多くの人のツボにきたのはちょっと懐かしい風景、甘酸っぱい初恋などでしょう。

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