島根が舞台――シノハユ
小林立, 五十嵐あぐり『シノハユ』第一巻を読む。麻雀もの。『咲-Saki-』のスピンオフ作品とのこと。島根県が舞台となっている。主人公(ヒロイン)は小学生。僕が小学生のときはドンジャラくらいしかできなかった。今でも麻雀のルールは理解していない。
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小林立, 五十嵐あぐり『シノハユ』第一巻を読む。麻雀もの。『咲-Saki-』のスピンオフ作品とのこと。島根県が舞台となっている。主人公(ヒロイン)は小学生。僕が小学生のときはドンジャラくらいしかできなかった。今でも麻雀のルールは理解していない。
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博『博イラスト集~明日ちゃんまでの足跡~』を電子書籍で読む。アニメ化前に刊行されたもののようだ。インタビューを読むと、必ずしも思い通りの道のりではなかったようだが、それでも早い段階で軌道修正をかけてリソースを集中させている。資質に恵まれていればという前提での話だが努力は裏切らないというか、大学在学中にデビューしている。その点では雲上人だ。
……思い起こすと、僕などは若かった頃、選択ミスが重なったこともあって「これならいける」という手応えを全く得られず途方に暮れていた。当時はパソコンがまだ普及していなかったのも大きかったかもしれない。
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鹿成トクサク、無敵ソーダ『みょーちゃん先生はかく語りき』第一巻を読む。みょーちゃんはとある高校の養護教諭。二十代半ばくらいの人妻である。肉感的なタイプなのだが、おぼこっぽさを残すというか妙な律儀さでシミュレーションしようとする姿が可笑しみを誘う。
こういう作風でも原作者と作画担当に分かれるのだなと思う。以前は(成年誌を想定してだろうが)ある業界に精通した専門家でなければ漫画原作者にはなれないと言った言説がまかり通っていた。今は負担軽減の意味もあってストーリーと作画と担当が分かれることが増えたようだ。ただ、原作担当も漫画家出身者が務めることが多いようで、純粋に文芸のみといった人材は多くはなさそうだ。
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『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈、さかなこうじ、小畠泪、バンチコミックス)第一巻を読む。人気小説のコミカライズ版。
舞台は滋賀県。学生の頃、青春18きっぷで帰省したことがあるので「膳所」を「ぜぜ」と読むことは知っていた。コロナ禍が背景にある。そういう作品が出てきたかという感はある。
主人公の成瀬と相棒の島崎は中学生。成瀬は感情の起伏がフラットな性格。最近こういう感じのキャラづけをされたキャラクターが増えたような気がするが、リアルでもそうなのだろうか。
主人公とその相棒が中学生ということもあり、ジュブナイルっぽさも感じる。
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『ラーメン再遊記』『ラーメン才遊記』を再読する。発見伝はまだ読んでいない。作中にはラオタ(ラーメンオタク)と呼ばれる人たちが登場する。彼らは美味しいラーメンが食べられるなら喜び勇んで出かけていく。僕は外食だとどうも入り慣れた店を選んでしまう傾向にあるけれど、こういう人たちは積極的に店を開拓していく。僕は首都圏に長く住んでいたけど、ある意味、点と線でしか把握していない。この人たちは首都圏の様々な街を食べ歩きして肌身で知っている。そういう体験がコンサルタント業でも活かされるのだろう。このシリーズだと外食コンサルタント的な視点のエピソードが面白いと感じた。
食の世界は広大無辺。このシリーズのロジックだと和洋中とかあらゆる食材や技法に精通した人材が極めて有利ということになる。ただ、人間は有限の存在に過ぎず全てをマスターすることは不可能。逆に一点突破というやり方もあるのかもしれない。
芹沢の理想を実際に実現するとなると、新しい調味料でも開発する他ないかもしれない。
昭和の時代だと、デパートの食堂でも麺は重曹臭く、スープは薄かった。あの頃からすると長足の進歩を遂げている。競争の激しい首都圏だと逆にまずい店を探す方が難しいかもしれない。
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「宇宙人ムームー」第20話をバンダイチャンネルで視聴する。ヤングキングアワーズは以前から購読していたのだけど、ムームーはチェックしてなかった。電子書籍で購入したバックナンバーの古いのを確認したところ、ちょうど前半の水洗トイレのエピソードだった。
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『らーめん再遊記』第13巻を読む。ラーメンの作り手と語り手との間に諍いが発生、ラーメン対決で白黒つけるというグルメ漫画定番の展開となる。
作中でラーメン評論家が21世紀に入った辺りから評論の質が劣化したと述べていた。ネットの発展で誰でも自由に情報発信できるようになった時期と重なっている。
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はっとりみつる「綺麗にしてもらえますか。」2026年にテレビアニメ化されるとのこと。金目さんがピンのヒロインなので、キャラデザの仕上がり具合と配役に掛かっているだろうか。
……今はヒップは描いてもいいけどバストトップはNGという時代なのだろうか。
「ざつ旅 -That’s Journey-」第三話までバンダイチャンネルで視聴する。この作品を見ていると、ほりのぶゆき『旅マン』を思い出す。週刊誌に連載された漫画で、ヒーローっぽい主人公が毎回取材を兼ねた小旅行に出かけるのだけど、最新回は前回よりも遠い場所でなければならない。それが守れないと主人公は自爆して死んでしまう……といった設定で、当然、連載が進むにつれて状況は厳しくなっていった。愚痴も増えていった。で、最後ら辺はよく訳の分からない状況で終わってしまった……といった作品。
漫画の電子書籍版は解像度が粗いという不満があることは聴いていたが、Amazon Kindle Fire HD10を買って実感する。10インチの大画面を縦置きにして漫画を表示させると描線がかなり太くなる。横置きにして見開きにすると線は細くなり違和感はなくなる。HD8だと気づかなかった。まあ、7~8インチくらいの画面表示、文庫本や単行本程度のサイズ感でご覧くださいということで、雑誌掲載時や原画に近いサイズで鑑賞してもらう意識は版元には無いようだ。……高解像度版を別枠で作ったら売れるのではないかと考えたが、海賊版などの絡みもあって消極的なのかもしれない。