映画・テレビ

2026年1月29日 (木)

往年の特撮番組を想起する

NHKクローズアップ現代「おもちゃの銃は“本物”だった!追跡 17000丁はどこへ」をNHK ONEで視聴する。クレーンゲームの景品として子供が知らずに入手するケースやECサイトでモデルガンの収集家が知らずに購入するケースとに大別されるようだ。エンジニアリングプラスチックであれば金属とそん色ないかそれ以上の強度を確保できる。番組では20ジュールの威力、皮膚に数センチめり込む威力があり、殺傷能力があると解説していた。

日本では本物の銃の入手は困難だろう。その分、モデルガンの収集を趣味とする人は少なくないはずで、本物そっくりのモデルガンなら幅広く売られている。それらは銃身や銃創に銃弾が発射できないようロックされているのが違いとのこと。

中国で製造されているらしい。中国は監視社会化してある種のディストピアのようになっているが、密かな抵抗とみることも可能かもしれない。が、日本に持ち込んでいるのは反社的な存在だろう。

警察が懸念しているのは、これらの銃がローン・オフェンダーと呼ばれる層に渡ることらしい。安部元首相の狙撃犯や京アニ事件のアレとか。孤立しているため行動パターンが読みづらいようだ。SNSの投稿をAIで解析する取り組みが始まっているそうだ。

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2025年12月22日 (月)

剣戟には根強い人気がある――時代劇は復活できるか

「NHKスペシャル 新ジャポニズム 第7集 時代劇 世界を魅了するタイムトラベル」をNHK ONEで視聴する。民放地上波から時代劇が消えて久しい。今年「侍タイムスリッパ―」をみたのだけど、剣戟自体には根強い人気があるし、現代に合わせた時代劇を創ることができれば復活の目は十分あるような気もする。

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2025年12月15日 (月)

町人文化が開花した時代――べらぼう

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」をNHK ONEで視聴する。蔦重の死因は脚気となっていた。脚気は江戸患いとも呼ばれていたそうだけど、聞くところによると、精米した白米の方が保存が効くのだとか。そういった事情で江戸の住民たちは白米を常食していたのかもしれない。

大河ドラマを通して視聴したのは昨年の「光る君へ」と「べらぼう」の二本のみ。配信サービスに加入することで視聴が容易になった。レコーダーだと容量とかレスポンスとかの問題があって、結局今は所有していない。

個人的には「べらぼう」の方が好みだった。「光る君へ」は古代のお話で、そういう点では江戸時代の「べらぼう」の方がディテールの解像度が高いだろう。現在でも名の通っている文人たちが一人の人物を通して数多描かれるというのもある意味凄い時代だったのだなと思う。

吉原生まれという特異な生い立ちの人間が己の才覚を頼りにギルド的な組織に食い込んでいく。そしてその浮き沈みが描かれる。といった点で興味深いドラマだった。

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2025年12月 2日 (火)

映画館が遠くなったので見れていないが

細田監督の新作映画がネットでバッシングの対象となっていると知る。以前は現在「国宝」で大ヒットを飛ばした脚本家と組んでいたのだけど、自身の単独脚本になってから脚本のクオリティが落ちたと指摘されているのだとか。僕自身、雨と雪以降の作品は見ていて、最新作は劇場が遠いこともあって行ってないが、脚本のクオリティ云々については気づかなかった。バケモノの子はあまり好みじゃないとは思ったけど。

元々そういう「脚本の出来が悪い」という意見を読んだのが脚本の書き方指南本などを読むきっかけとなっていったのだけど、それからかなりの時間が経過しても鈍感、無頓着なままだったらしい。

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2025年5月16日 (金)

今回は調子悪し

映画「ホット・ショット2」をDVDで鑑賞する。今回は調子がよろしくなく、一時停止を繰り返しながら見た。まあ、何度も見てるから大体憶えてはいるのだけど。

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2025年5月11日 (日)

よく練られた脚本――侍タイムスリッパー

家族と石央文化ホールに行き、映画「侍タイムスリッパ―」を見る。市内に映画館がないため、時折映画の上映会が催される。

タイムスリップ×メタフィクション的な構成の作品だった。脚本がよく練られていて、単館上映から日本アカデミー賞まで一気に昇りつめたのも理解できる。

劇中でフィーチャーフォンが使われていて、まだテレビで時代劇が放送されていた少し前頃の時代設定らしい。

……助監督から監督に昇格するには分厚い壁があるらしく、何かの映画のDVDの特典映像で老年の助監督が自分より若い監督をアシストする様子が映されていたのを見たことがある。

スクリーンの映像がシネコンのよりも鮮明だったように感じた。プロジェクターとかは十年単位での更新となるそうで、更新が遅れ気味のシネコンだったのかもしれないが。

<追記>
脚本が面白いということで東映の撮影所は全面的に協力してくれたそうだが、映画部門のプロデューサーは出資しなかったということだろうか。素人目にもよく練られた面白い脚本ということは分かるのだけど、結局のところ出資者が判断基準とするのは配役や主要スタッフの知名度ということなのだろうか。

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2025年5月 4日 (日)

シュワルツの力はタマなしには効かないのか――スペースボール

映画「スペースボール」をDVDで見る。積んでいた段ボール箱からサルベージした。メタなギャグに触れたのはこの作品が初めてだったかもしれない。シュワルツの力はタマなしには効かないのかもしれない。「スペースボール2」のサブタイトルは劇中で予告されていた。曰く「ボロもうけを求めて」。まあ、稼がないと次作が撮れないから必死にもなるだろう。マーチャダイジングと連呼していたし。オーディオコメンタリーによるとこの作品のビデオはよく売れたそうである。

「スペースボール」と「ギャラクシークエスト」は公開時に渋谷の劇場で見た。なんだかんだでスターウォーズとスタートレックは好きなのだなと思う。どちらもシリーズ化が進んでとてもフルコンプできない状況となってしまったけれど。

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2025年3月26日 (水)

二度目の鑑賞

映画「イルマ・ヴェップ」を見る。フランス映画。映画制作にまつわる様々なトラブルを描いた作品。イルマ・ヴェップはヴァンパイアのアナグラム。

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2025年3月25日 (火)

不協和音が新鮮といえば新鮮――「DEUX ふたり」

映画「DEUX ふたり」をみる。若かった頃、書店でセルビデオを買ったもの。フランス映画。多分パッケージ買いしたのだと思う。当時の僕にはヒロイン役のマルーシュカ・デートメルスがとても美しい女性に見えたのだ。今見ても美しいが、今は和風美人の方が好みである。デートメルスでAmazonを検索すると「肉体の悪魔」で有名な人のようだ。

自由人を標ぼうする音楽プロデューサーのマルクが家探しで不動産業を営むエレーヌと出会って……といった形ではじまる。物語が進行するに連れて不協和音が奏でられていく。このところ甘々のお話にしか触れてなかったから新鮮といえば新鮮である。

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2025年3月20日 (木)

今や世界的なコンテンツに――ボーカロイドの繊細な世界

「NHKスペシャル 新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」をNHK+で視聴する。ボーカロイド、初音ミクがリリースされたのは2007年とのこと。それから十数年が経過してボカロの文化は世界中に広まっているという。ポピュラーミュージックの世界で言語の壁は物凄く分厚いので世界中に普及するとは思ってもみなかった。

僕自身はアニソンは好きで楽曲を割と積極的に購入したりしている。女性ヴォーカルが多い。ボーカロイドというかニコニコ動画にはあまり没入できなかったので、その世界はよく知らない。「パリピ孔明」で96猫さんのことを知ったくらいである。それも96猫さん自身の声というよりアニメの作中キャラの英子の歌声の96猫さんが好きといった感じである。そういう意味では僕自身は生身の歌い手――それもどちらかというと異性の歌声――の方に魅力を感じているらしい。

番組中で取材されていたボカロファンたちはマイノリティ的な立場の人が多かった。彼らはボカロ曲の繊細な心情を綴った歌詞に惹かれているようだ。「これは私のことだ」といった風に共感するらしい。日本だとそういうささくれだったというか繊細な心理描写をしたコンテンツは普通に存在するが、外国ではどうなのだろうか。

外国人研究者はボーカロイドを「空の器」と形容していた。日本人の伝統芸能研究者は能になぞらえて「余白の文化」、敢えて余白を残して想像を巡らす余地を作っておく伝統に言及していた。

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