初代タイガーマスクのセルビデオを鑑賞する
『初代タイガーマスク 猛虎伝説・序章』
『初代タイガーマスク 猛虎激闘章』
『初代タイガーマスク 猛虎伝説・終章』
と三本のセルビデオ(VHSテープ)をみる。
この後、更に四本セルビデオがリリースされたので、後追いにはなるけど、テレビ放映された映像はあらかた視聴できているのではないか。で、未だにDVDは購入していない。
久しぶりに見返すと、初代タイガーは身長170㎝なかったというけれど、レスラーの身長はよく分からないとなる。木村健吾と並んだ場面でさほど身長差を感じないのである。ダイナマイト・キッドは同じくらいの上背で、ブレット・ハートは一回り大きい感じ。ハートは三沢タイガーと同じくらいの身長か。ヘビー級としては小柄な方なのだけど、後にWWEでトップを張っている。
リバースのインディアン・デスロックやボー&アローといった猪木的な技も使っていたんだなという印象。足四の字固めも多用される。当時は割と素直に足をロックさせる展開だったようだ。
タイガースピンからのレッグロックやスピニング・レッグロックなんかが初代を特徴づける基本技と言えるか。初代のタイガードライバーはフロント・ネックチャンスリーで、首に負荷がかかりそうな大技。これがフィニッシュ・ホールドでもいいくらい。
打点の高いローリング・ソバット。状況を変える局面で多用された。
後期、赤のパンタロンにコスチュームを変えるのだけど、収録された分では最後の寺西戦のみである。ハイキックも繰り出すようになるが、顔面は狙わず、延髄や背中を蹴っている。
新日は間をほとんど置かずに試合を展開していく。全日は間をとるスタイルで、全日の試合を見慣れていない新日ファンがみたらスローモーに見えてしまう。初代タイガーは特にスピーディに動き回る。投げ技も速く投げたりするので、エル・ソラールは試合途中で脱臼らしき怪我をしてしまう。相手選手に怪我をさせるのは本当ならしょっぱいと評されてしまうのだけど。
タイガーマスクになる前、サミー・リーの時代に既にファイトスタイルは確立されていたようだ。YouTubeで素顔の当時の映像が流れてきたりするが、ほとんど変わらない印象である。ただ、初代のインパクトがあまりに強烈だったため、後継者たちは苦労することになる。二代目三沢タイガーは団体や体格が異なることもあってか異なる方向性だったけど、三代目の金本タイガーですらアジャストするのに苦労している。四代目は最初からタイガーとしてデビューしたらしいのでさほどでもなさそうだが。今は何代目なのかすらよく分からない。YouTubeでみた限りでは初代にかなり近い印象だったが。
タイガーマスクとして活動したのは二年四か月ほどとのこと。それくらいだから伝説となったとも言えるか。
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